2016年1月14日木曜日

小学生の男の子「ぼくはスマートフォンになりたい!そうすれば・・・」


by Xin(しん)

 2016.01.14 
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情報社会の現代では、スマートフォンは誰にとってもなくてはならない必需品。上手に使うことができれば生活を豊かにすることができますが、のめり込み過ぎは要注意。とり返しのつかない事になるかもしれません。

ある小学校教師をしている母親の家庭で、改めて「情報機器に没頭することの危うさ」に気づかされるエピソードがありました。

小学校の先生の家庭にて

出典 http://www.gettyimages.co.jp

夕食後、ある女性教師が児童たちの宿題をチェックしていました。彼女の夫は、お気に入りのゲー厶「キャンディークラッシュサガ」を楽しんでいます。宿題チェックが最後の一人にに差し掛かった時、女性は急に悲しげな涙を浮かべ泣き始めました。その様子を見て夫が尋ねます。

夫「なぜ泣いてるんだい?一体どうした?」

妻「昨日、私は一年生に課題を出したのよ。課題は「自分の願い」を書くこと・・・」

夫「うん。それで、どうして君は泣いてるんだい?」

妻「最後の一人の回答。そのせいで泣いているの。」

夫「一体どんな内容のせいで泣いているんだい?」

妻「よく聞いてね・・・

ぼくの願いはスマートフォンになることだ。ママとパパはスマートフォンが大好きだから。

ママとパパはいつもスマートフォンの事ばかり気にして、僕のことを気にしてくれない。

パパは疲れて帰ってきても、スマートフォンのための時間はあるけど僕のための時間はない。

ママとパパは、大切な仕事をしている時でも電話が鳴ったら、すぐに電話を取る。ぼくが泣いていても、気にかけてはくれないけど・・・。

ママとパパは、ぼくとではなく、スマートフォンで遊ぶ。ママもパパも、電話で話しているときは、ぼくが大切なことを伝えようとしても、決して話を聞いてはくれない。

だから、ぼくの願いはスマートフォンになることだ。」


一連の話を聞いた後、夫は感情的になって、妻に尋ねた。


夫「それを書いたのは、一体誰だ?」

妻「(私たちの)息子よ!」


携帯電話、スマートフォンなどの機器は有益ですがあくまで娯楽のためのもの。家族や大切な人に対する愛情表現を忘れてはいけません。

子どもは、まわりで起こっている事象すべてを見て敏感に感じ取り、それらは永遠に色褪せずに心の中に刷り込まれます。親としてしっかり子どもに気をかけましょう。そうする事で、子どもたちは望ましい心身を持って成長することでしょう。

フェイスブックのコメント

親がガジェットに夢中になって愛情表現が疎かになる。何となく今までありそうだけど、なかった事例ですね。Facebook上では、以下のような感想を述べている方々がいました。

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痛ましい。もしこの夫婦が子供を愛していれば、このような事は起こらなかっただろうに。

出典 http://www.allsingaporestuff.com

悲しいけど、これは事実だと思う。全ての子を持つ親に読んでもらいたい。もっと子供のことを気にかけて。携帯機器よりも子供に愛情が注がれるべき。

出典 http://prrt.co

スマートファンは凄いわね、それで命を落とすことも辞さない人がいるくらい。ヘッドフォンをして映画を見ている女性が、もう少しで車に引かれそうになる場面を見た。彼女は、まだ懲りずに(スマートフォンに夢中になって)赤信号をわたっているわ。

出典 http://prrt.co

このエピソードのメインターゲットは子どもがいる親ですが、筆者は全ての人々に対してガジェットにのめり込むことの危うさを指摘していると思いました。

愛情を与えるべき存在は子どもだけではない。恋人、両親、友達など。あなた方の身の回りには、愛情を表現すべき人が沢山いるはずです。

そういった関係にある方々を目の前にしているとき、行動をともにしているとき、スマートフォンに目を移す前に、このエピソードを思い出して「今どうすべきなのか」を考えたいと思いました。

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