2016年10月25日火曜日

福島“核燃料”撤去に年数千億円 原発高いと指摘も



10/25(火) 12:24
 福島第一原発事故で格納容器の底に溶け落ちた燃料の撤去費用だけで、経済産業省は今後、毎年、数千億円が必要とする試算を公表しました。
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 東電委員会メンバー経営共創基盤・冨山和彦CEO(最高経営責任者):「どれだけ費用がかかるかにかかわらず、たくさんお金がかかることはすでに損害賠償含め、分かっているわけで」
 東電委員会メンバー三菱ケミカルHD・小林喜光会長:「もう少しきちんと(具体的な数字を)見積もらないと駄目でしょうね」
 経産省は東電の廃炉や賠償について、不足する費用を誰が負担するのか国民負担も含めた議論を進めています。25日に行われた委員会では、溶け落ちた核燃料を取り出すだけで「年間で数千億円が必要になる可能性がある」と提示しました。将来の廃炉や賠償を合わせた総額は「有識者が試算中」として明示しませんでした。25日の議論を受けて東電委員会の伊藤委員長は、安いといわれてきた原発のコストについても改めて試算を示すよう経産省に要請しました。
 東電委員会・伊藤委員長(一橋大学院特任教授):「原発のコストが高いという指摘もあるので、データを示してほしいとも要請しました」

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