2017年4月6日木曜日

次期衆院選の公約「原発ゼロ目指す」 4野党が共通見解


 民進、共産、自由、社民の野党四党の幹事長・書記局長は五日、安全保障関連法廃止を掲げる市民グループ「市民連合」と国会内で会合を開き、次期衆院選の公約づくりを巡り「原発ゼロを目指す」などとした共通見解をまとめた。憲法九条の改悪阻止や安保関連法の白紙撤回、就学前から大学までの原則教育無償化なども明記した。各党が公約に反映させる。
 民進党の野田佳彦幹事長は会見で、衆院選に向け「基本的理念、政策的な方向性は四党で共有できた。これを基本に政治決戦の準備を加速したい」と指摘。共産党の小池晃書記局長は「魅力的な共通政策をつくることが課題だ」と述べた。
 ただ、民進党は共通公約に発展させることには慎重姿勢を示している。

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