UbuntuよりもManjaroをおすすめしている理由って何ですか?

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Linux Mint(Ubuntu,Debian系列)とArch Linuxを使ってますが。

Manjaro Linuxは、Arch Linuxの分家です。

Arch Linux > Linux Mintなのは、Arch Linuxは、自分であれこれ対応できる人には向いている。というのも、コミュニティの層が厚いから、情報も探せば必ず、英語ではある。

しかし、Arch Linuxには、以下の欠点があるのでした。

a ローリングリリースで、毎日の用にアップデートがある。アップデートを放置しすぎると、次のアップデート時に、ワープ・アップデートすることになるが、そこで、依存性地獄(dependency hell)にはまって、クリック一発でアップデート出来ないことがある。

b 同様に、アップデート後、リブートしてないと、SDカードのマウントとかはできなくなる。

c アップデートのモデレートの基準が緩いので、環境によってはアップデート出来ない毒入りアップデートも流れてくることがある。Manjaroは、比較的、アップデートもチームがチェックしているので、毒入りアップデートが流れてくる確率はかなり低い。

d Arch Linuxは、いまでもサディスティックな中途半端なCUIベースのインストーラーだと思うが、Manajroは、業界標準となりつつあるcalamaresというGUIインストーラーがついているので、万人受けする。

e Arch Linuxは特定のDEを押しているわけではなく、等距離外交だ、ということで、Arch Linuxのインストールが済むと、CUIのコマンドプロンプトで、あとはwikiドキュメントを読んで、必要なものは、てめぇーがインストールしろ、という星一徹のような設計ポリシーだ。だから、インストーラーを動かしたあとで、DEとかその他の物を期待していると、それはないものねだりだ。Manjaroは、インストーラーで、DEのインストールまで面倒見ている。

ということで、Manjaroは、いいなと思ってます。なお、Arch Linuxのサディスティックなインストーラーは、たまらんが、Manjaroは化粧が濃すぎると思う人は、SwagArchを検討してみると、いいと思う。これも、calamaresを使っているので、インストールは楽だし、いじっているのは設定関係とDEのデザインだけで、コアはArch Linuxのリポジトリーを使っているから、実際にはArch Linuxを使っているのと、ほとんど、変わらない。Manjaroはコアの部分は、自分のリポジトリーを使っている。ただし、SwagArchには、昔UEFI関係の設定でバグがあったので、ややこしいパーティション構成の人は注意したほうがいいかもしれない。

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森生 朋さんと岡部 健 (Ken Okabe)さんが回答に高評価をつけました

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コメント…

鈴木 亜紀彦 (Akihiko Suzuki), プログラマ (1987〜現在)

回答日時: 4月14日