各々のエベレスト・シリーズは、その時点でのJBL総力を傾けて製造した完成品でございますので、
大変申し訳ございませんが、ユニットの交換等、改造に当たるご質問についてはメーカーとしてコメントできかねます。
以下に判る範囲でのご案内をさせて頂きます。
【製品の系列】
DD55000 → DD66000 → DD67000 DD65000(DD67000のバリエーション・モデル)
発売:1986年 発売:2006年 発売:2012年
初代エベレスト JBL 60周年記念
■DD55000
発売:1986年、初代エベレスト
LF:38cm 150-4H ファイバーコーン、フェライト・マグネット
MF:75mm 2425H チタン、フェライト・マグネット
HF:44mm 2405H チタン、フェライト・マグネット
■DD66000
発売:2006年、60周年記念モデル
LF: 38cm 1501AL-1 x 2 パルプコーン、アルニコ・マグネット
HF: 100mm 476be ベリリューム、ハイグレード ネオジューム・マグネット
UHF: 25mm 045be-1 ベリリューム、ネオジューム・マグネット
■DD67000
発売:2012年
DD66000のさらなる進化版
高精細な音が特徴
LF:38cm 1501AL-2 x 2 ファイバーコンポジット・コーン、アルニコ・マグネット
HF: 100mm 476be ベリリューム、ハイグレード・ネオジューム・マグネット
後期は877be に変更
UHF: 25mm 045be-1 ベリリューム、ネオジューム・マグネット
■DD65000
発売:2012年 DD67000のバリエーションモデル
穏やかな高音が特徴
LF: 38cm 1501AL-1 x 2 ファイバーコンポジット・コーン、アルニコ・マグネット
HF: 100mm 476mg マグネシューム、ハイグレード・ネオジューム・マグネット
UHF: 25mm 045mgマグネシューム、ネオジューム・マグネット
■DD66000 / DD67000の違い
ウーファーが異なります
DD66000: パルプ・コーン、ロールエッジ
DD67000: ファイバーコンポジット・コーン、アコーディオン・プリーツ・ポリコットン・エッジ
ファイバーコンポジット・コーンとは
2枚のパルプコーンの間にフォームコアを挟んだ構造になっております。
■DD67000 / DD65000
バリエーション・モデルとして異なった音質に仕上がっており、
お客様のお好みでお選びいただく、と考えております。
■アルニコ・マグネットの再着磁
アルニコと申しましても薄板形状の場合は減磁する場合も有りますが、
ある程度の厚みが有る場合、また反磁力環境に置かれていない場合は特に減磁も無く
10年に1度は再着磁する必要がある、とは言えません。
ネットで調べますと再着磁してくれる工房も有るようですが、
申し訳ございませんが弊社では再着磁は承っておりません。
何卒よろしくお願い申し上げます。
2019年11月12日火曜日
DD55000&DD66000シリーズについてJBLへの質問と回答
20:55
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