https://www.youtube.com/watch?v=GjHLtPHlleo
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https://game.xserver.ne.jp/minecraft-media/server-troll/
「マイクラサーバーの荒らしに迷惑している……」「どう対策すればいいんだろう」とお悩みではありませんか。
マイクラサーバーの荒らしとは、建築物を破壊するなど、他参加者に迷惑行為を働くこと。
平和なサーバー環境を維持するためには、荒らしへの対処法を知っておくことが大切です。
そこで今回は、マイクラサーバーでよくある荒らしと対策を紹介します。
アサダ
この記事は次のような人におすすめ!
この記事を読めば、荒らしへの適切な対処法が分かり、サーバーの秩序を保ちやすくなりますよ。
それではどうぞ。
とくにアドレスを公開しているなど、不特定多数のプレイヤーが参加するサーバーでは、荒らし対策が必要です。
悪質なプレイヤーが紛れ込んで、サーバーを荒らされる危険性があります。
たとえば、荒らし対策が不十分だと、以下のような被害を受けるかもしれません。
また、荒らしによるトラブルは、参加者がサーバーの運営体制に不信感を持つきっかけになります。
サーバーの信用を失いかねないので、アドレスを公開している場合は、荒らし対策を徹底しましょう。
一方、アドレスを公開せずに身内だけで遊ぶなら、荒らし対策の必要性はそこまで高くありません。
とはいえ、総当たり攻撃などの方法でサーバーアドレスを割り出し、悪質なプレイヤーがアクセスしてくる可能性もあります。
万が一に備え、プライベートなサーバーでも、荒らしに対策しておくのが無難です。
ここでは、マイクラの代表的な荒らし行為を5つ紹介します。
「放火」は、もっとも代表的な荒らし行為です。
葉や草などの可燃性ブロックが燃え広がる仕様を利用し、土地や景観を荒らします。
とくに木造の建築物には要注意です。
放火されれば、建築物が跡形もなく消えてしまいます。
「建築物の破壊」も、よくある荒らし行為の一つです。
素手やツルハシに加え、TNT爆弾やクリーパーを使って建築物を壊します。
目に見える被害は少ないものの、精神的にダメージを受けるのが「プレイヤーへの攻撃」です。
手当たり次第に攻撃して、参加者にストレスを与えます。
もし攻撃され続ければ、参加者のストレスは限界を迎えるでしょう。
結果として、「仕返しを実行する」「参加しなくなる」プレイヤーが現れるなど、サーバーの雰囲気は壊れていきます。
マイクラでは、「アイテムの盗難」に関わる荒らしも多いです。
たとえば、以下のような手口でアイテムを盗んできます。
ツルハシ、TNT爆弾、火打ち石などのアイテムを盗んで、さらなる荒らしを試みるプレイヤーも少なくありません。
「植林」は、陰湿ながらダメージの大きい荒らしです。
植えた苗木が成木に変わることで、ワールドの景観を壊します。
はじめは苗木なので、なかなか荒らしに気付きにくい点がやっかいです。
身内だけで遊ぶ「プライベートサーバー」と、アドレスを公にする「公開サーバー」では、適切な荒らし対策が変わってきます。
以下は、プライベートサーバーに適した荒らし対策2つです。
それぞれ解説します。
アサダ
公開サーバーの荒らし対策が知りたい方は、こちらをご覧ください。
基本ではあるものの、誤ってサーバーアドレスが外部に漏れないように気を付けましょう。
ネットの掲示板やYouTubeの配信など、不特定多数の人が閲覧できるオープンな場では、とくに注意が必要です。
漏れてしまえば、一気に拡散されるおそれがあります。
「参加者だけのチャットルームを作る」「限定公開で配信する」など、サーバーアドレスが漏れにくい環境を整備してください。
ホワイトリストを活用すれば、承認していないプレイヤーのアクセスをすべて防げます。
ワールドに接続できるプレイヤーを限定する機能のことです。
Java版は「whitelist」、統合版は「allowlist」と名称が異なります。
そのため、プライベートサーバーの荒らし対策は、基本的にホワイトリストをオンにするだけで問題ありません。
以下は、Java版を例に、自宅サーバーでホワイトリストをオンにする手順です。
VPSに構築したサーバーの場合は、以下を参考にしてください。
※弊社の『Xserver for Game』を例にした手順です。
※それぞれ詳しくは、以下の記事で解説しています。
アサダ
身内のなかに荒らしを働くプレイヤーがいたときは、「whitelist remove [プレイヤーID]」コマンドでホワイトリストから除外できますよ。
ここでは、公開サーバーで効果的な荒らし対策を4つ紹介します。
まず、アドレスを公開しているサーバーでは、できる限り管理者権限(オペレーター権限)の付与を限定しましょう。
ゲームモードの変更やホワイトリストのオンオフなど、サーバーの管理に関わるコマンドを実行できる権限のこと。
オペレーター権限には、サーバー環境を大きく変える力があります。
むやみにオペレーター権限を付与すると、サーバーが運営できなくなるほどの荒らしに遭うかもしれません。
基本的に信頼できるプレイヤー以外には、オペレーター権限を与えないようにしてください。
なお、オペレーター権限は「deop」コマンドではく奪できます。
deop [プレイヤーID]
詳しくは、以下記事の「opとdeop」をご覧ください。
Java版限定ではあるものの、プラグインの導入は公開サーバーの荒らし対策として効果的です。
プラグインを導入すれば、悪質なプレイヤーの行動を大きく制限できます。
荒らしに有効なプラグインの一例は、以下のとおりです。
プラグイン名 | できること |
---|---|
WorldGuard | ・ブロックを壊せないようにする ・TNT爆弾を使えないようにする ・チェストを壊せないようにする ・チェストを開けないようにする ・火やマグマが広がらないようにする |
PvPManager | プレイヤーごとに攻撃の可否を設定できる |
LuckPerms | プレイヤーの権限を細かく設定できる |
とくに『WorldGuard』は、ほぼすべての荒らしに効果があります。
Java版の公開サーバーを運営するなら、必ず『WorldGuard』を導入しておきましょう。
以下、弊社の『Xserver for Game』に備わる、「Minecraft(Paper)」というテンプレートを使ったプラグインの導入方法です。
詳しい手順は、以下記事の「テンプレートを使ったプラグインの入れ方」を参考にしてください。
マイクラでは、ワールドごとに細かく「ゲームルール」を設定できます。
荒らしの選択肢を限定できるため、公開サーバーの場合はゲームルールを変更しておきましょう。
荒らし対策に有効なゲームルールは、以下の4つです。
ゲームルール | 設定値 | 説明 |
---|---|---|
doFireTick | true/false | 火が燃え広がるかどうかを設定します。 「false」で設定すると、燃え広がらなくなるため、 放火の荒らしに効果的です。 |
keepInventory | true/false | プレイヤーの死亡時にアイテムや経験値を保持するか 設定します。「true」で設定すると、死亡してもアイテムを 保持するため、盗難の荒らしに効果的です。 |
mobGriefing | true/false | モブがブロックに変更を加えられるかを設定します。 「false」で設定すると、モブはブロックを壊せなくなるので、 クリーパーで建築物を破壊する荒らしに効果的です。 |
pvp(※) | true/false | 他のプレイヤーにダメージを与えられるかを設定します。 「false」で設定すると、ダメージが無効化されるため、 プレイヤーを攻撃する荒らしに効果的です。 |
「pvp」は、統合版のみに備わるゲームルールです。
そのため、Java版の場合は、「server.properties」内の「pvp=true」を「pvp=false」に書き換えて対処してください。
それでは、ゲームルールを変更する手順を紹介します。
アサダ
ゲームルールを変更できるのは、オペレーター権限を持つプレイヤーだけです!
今回は、「doFireTick」のゲームルールを「false」に変更してみましょう。
※Windows10の手順
ゲーム画面で、キーボードの「/」、もしくは「T」を押してチャット欄を開きます。
以下のコマンドを入力してください。
/gamerule doFireTick false
Enterで実行すれば、ゲームルールの変更は完了です。
荒らされたときは、「kickコマンド」で悪質なプレイヤーを追い出しましょう。
「kickコマンド」とは、一時的にサーバーから指定のプレイヤーを追い出すコマンドのこと。
オペレーター権限を持つプレイヤーのみが実行できます。
また追放時、プレイヤーの画面にメッセージを表示可能です。
/kick [プレイヤーID] 荒らしはやめてください!
ただ、追い出されても、再度すぐに参加できるため、荒らしを抑制する効果は高くありません。
あくまでも、悪質なプレイヤーに警告する手段として活用してください。
ちなみに、Java版の場合は、さらに強力な「banコマンド」を使えます。
悪質なプレイヤーを永久追放できるので、荒らし対策には「banコマンド」のほうが有効です。
プライベートサーバー、公開サーバーに関わらず、バックアップは定期的に取りましょう。
バックアップがあれば、荒らしの被害に遭っても、ワールドを元に戻せます。
以下は、自宅サーバーとVPSに構築したサーバーで異なる、手動でバックアップを取得する手順です。
※『Xserver for Game』を例にした手順
なお、自宅サーバーやVPS自体にトラブルがあると、バックアップのデータがなくなってしまうおそれがあります。
そのため、自宅サーバーの場合はGoogleドライブなどのクラウドに、VPSの場合はローカルにもバックアップを保存しておくと安心です。
※マイクラサーバーのバックアップについては、以下の記事をご覧ください。
弊社の『Xserver for Game』『Xserver VPS』では、自動でバックアップを取得するサービスを提供しています。
1日1回、最大で14日分のバックアップを自動で取得可能です。
手間をかけずに荒らしの被害を抑えられるので、ぜひご利用ください!
今回は、マイクラサーバーの荒らし対策を紹介しました。
それでは、プライベートサーバーと公開サーバーの荒らし対策をおさらいします。
とくに公開サーバーの場合、どれだけ対策しても、荒らしをゼロに抑えるのは簡単ではありません。
荒らしの被害を最小限に抑えるため、上記の対策に加えて、必ず定期的にバックアップを取っておきましょう。
以上、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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以下の記事では初心者でも簡単にマイクラサーバーを立ち上げられる方法を紹介しています。検討されている方は、ぜひご覧ください。
執筆:ひきこもろん
編集:アサダ