AppleのCEO、Tim Cookは自身がVRよりもARの方がビジネスチャンスとなるポテンシャルがあると考えていることを明かした。
VR、そしてARはいくつものグローバル会社(Samsung、Google、Facebook、HTC、Microsoftなど)の注目の的となり、技術開発に多くの会社が力を入れているが、Appleの名前が出てくることは未だない。
最近発表されたiPhone 7も、VR、ARに連なるニュースは報道されていないが、Tim CookはARを重要視しているようだ。
Tim Cookの考え
ABC NewsのRobin RobertsのインタビューでTim CookはVRについて以下のように答えた。
「VRいうものがあり、ARというものがある。どちらも極めて興味深いものである。しかし、私が考えるにARはVRよりも巨大になるだろう。それも、大差をつけて。
もしも今、私達二人がARを使ったとして、私達二人はイスに腰掛け、今を生き、会話ができる。
そしてその一方で、まったく違うものが見える。それは私達が話していることの何かかもしれないし、今ここにいない誰かかもしれない。素晴らしいと思いませんか。」
Tim CookはVRについて以下のように続けた。
「VRはユーザーを取り込み、一つの体験の中に没入させる。これはとてもクールだと思うが、営利的な意味での面白さは下回るだろう。興味を持つ人の数も下回るはずだ。」
Cookのコメントから、Appleの商品で我々が先に目にするのはVRではなく、AR、そしてHoloLensやMeta2といったハードウェアよりも、ソフトウェアベースのものとなる可能性が高い。
参照:Vrfocus
URL:https://www.vrfocus.com/2016/09/apple-ceo-on-vr-and-ar-augmented-reality-is-the-larger-of-the-two/
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