(CNN) イラクのアバディ首相と軍統合作戦司令部は24日、同国の戦闘機がシリア国内における過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」の標的に対して初めて空爆を行ったとの声明を発表した。
統合作戦司令部の報道官はCNNの取材に、今回の空爆はシリア政府と調整のうえで行われたものだと確認した。
声明によると、今回の空爆は今月バグダッドの2地区で発生し多数の犠牲者が出た自動車爆弾攻撃の報復措置で、このテロリストらの殺害を目標に実施され、成功したという。
統合作戦司令部の声明によると、軍の情報作戦部門はテロ首謀者や実行犯の行方を追ってきた。空爆はF16戦闘機で行われ、シリアの国境付近の町カマルとイラク西部アンバル州のフサイバでISISの潜伏拠点などを破壊したという。
一方、イラクの当局者が同日明かしたところによれば、ISISから北部モスル奪還を目指すイラク軍は、既に解放したモスル国際空港や付近の軍事基地からさらに進軍し、モスル西部の政府庁舎がある地域に接近しているという。
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