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「Google日本語入力」で韓国語 (ハングル) をアルファベットで入力する |
ちょっと前から「Google 日本語入力」を使っています。 「Google 日本語入力」というのは Google が無償提供している日本語 IME で、デフォルトの MS-IME よりめちゃくちゃ便利です。 (「Google 日本語入力」で検索してみてください。) そして最近この「Google 日本語入力」でなんと韓国語 (ハングル) を入力できることを発見しました。 使っている人もいるかと思いますが、デフォルトの MS-IME には個人個人で単語を登録できる機能 (ユーザ辞書機能) があります。 「Google日本語入力」にもユーザ辞書機能がありますが、異なる点があります。 それは… 「Google日本語入力」のユーザ辞書は世界の言語に対応している Unicode (UTF-8) 形式であること。 これはどういうことかと言うと外国語であっても辞書登録できるということです。 その辞書登録の際に、適当な読み方を設定することで、実質的に「Google日本語入力」で外国語をタイプすることが可能です。 例えばハングルの「한」を「Han」という読み方で登録しておけば、「Han」と入力して変換すれば「한」がタイプされます。 韓国語の IME は日本語の IME (ローマ字入力) や中国語の IME (ピンイン入力) と違ってアルファベット入力したものを変換する方式ではないため、ハングルを打つためにはハングル独特のキー配置を覚える必要があります。(日本語や中国語であれば覚えるキー配置はアルファベットだけですみます。) この「Google 日本語入力」でハングルを打つ方法だと、ハングル独特のキー配置を覚えなくてもハングルを打てます。 また、日本語モードのままで韓国語を打てるので、特に日本語と韓国語を頻繁に切り替えている人にとっては便利な方法だと思います。 この方法で実際にハングルを打つためにはハングルの全てのパターン (初声19 x 中声21 x 終声28 = 11172 個)を登録しておく必要があります。 これらを1文字ずつ手入力で登録していけば数十時間かかると思いますので、今回とあるプログラミング言語を使用して、これら11172個のハングルを収録した「Google日本語入力」用のユーザ辞書ファイルを作成しました。 (Part1 と Part2 に分かれています) これらを以下の手順でインポートすることでハングルを打つことができます。 0. http://www.google.co.jp/intl/ja/ime/ で「Google 日本語入力」をダウンロード、インストール後、パソコンをログオフ (又は再起動) 1. Korean_Input_by_Google_IME Part1.txt と Korean_Input_by_Google_IME Part2.txt を右クリック → 「名前を付けて保存」をクリック → デスクトップなどわかりやすいところに保存 (その際、ファイル名を「Korean_Input_by_Google_IME Part1」などに変えておくと後でわかりやすいと思います) 2. 「Google日本語入力」モードのときに、画面右下のスパナマーク (フォークみたいなの) をクリック → 「辞書登録」をクリック 3. 左上の「管理」をクリック → 「新規辞書にインポート」をクリック 4. 「ファイルを選択」をクリックして最初に保存した「Korean_Input_by_Google_IME Part1.txt」 (1.で保存したときに指定したファイル名) を指定し、適当な名前をつけて「インポート」をクリック 5. 同様に「Korean_Input_by_Google_IME Part2.txt」もインポート 6. 「Google日本語入力」モードで右下の表示が「あ」になっていることを確認 7. メモ帳など文字を書けるところで 変換例: Han → 한 Gug → 국 (単独での本来のアルファベット表記は Guk ) Eo → 어 Seo →서 Ul → 울 Ra → 라 Myeon →면 Gabs → 값 (単独での本来のアルファベット表記は Gap ) Ttal → 딸 例の通りアルファベット表記は初声、中声は韓国の道路標識などに使われている文化観光部2000年式 (下記リンク参照) に準拠していていますが、終声 (パッチム) は基本的に初声と同様ですので、実際の発音とは異なる場合があります。 文化観光部2000年式: [PR] 台湾語・中国語の翻訳 |
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