C&T 2015年12月15日号 44ページ
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オビアスは2015年8月、「ヒト幹細胞培養液」配合のスキンケアブランド「オビアス」を立ち上げ、「同クリーム コンセントレーション」(30g3万5000円)を先行発売し、美容・化粧品の展示会などで認知を広げてきた。
配合するヒト幹細胞培養液「ADSC-CM」の原料供給元であるアンチエイジング社(本社=東京)は、バイオマテリアルの研究を行う韓国・CELLINBIO研究所のマーケティングパートナーとして2012年に設立され、同研究所の開発原料を日本で紹介している。
同研究所の「ADSC-CM」に関する有用性試験では、コラーゲン、ヒアルロン酸の生合成促進作用、シワ改善・防止作用、美白、線維芽細胞増殖作用、幹細胞増殖作用、表皮細胞増殖作用、増毛・発毛作用など様々な効果が確認されている。
幹細胞培養液10%配合クリームを朝夕2回、8週間使ったヒト臨床試験では、使用開始4週間後に比べ、8週間後の肌はシワの数、範囲、長さの減少が見られた。また、美白効果を確認する臨床試験では、代表的な美白成分であるアルブチン以上の効果が認められた。
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