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2016年1月4日月曜日

韓国大統領府が異例の談話、慰安婦問題で国民に理解求める

韓国の大統領府は、慰安婦問題の政治決着後に、支援団体が猛反発していることを受けて、改めて、国民に理解を求める声明を発表しました。

「(政府が最善を尽くした)結果に対して、『無効』と『受け入れ不可』だけ主張するならば、今後どんな政府も、このような難しい問題に手を出さなくなります」(大統領府広報首席秘書官)

 韓国の大統領府は、元慰安婦の支援団体が、日韓の政治決着後に、激しく反発していることを受けて、異例の国民向けの談話を発表しました。談話は、「重要なのは元慰安婦のための財団を早く設立して具体的な措置を取ることです」と強調。「大局的な次元で理解して下さい」と呼びかけています。

 「最後まで最後まで戦います」(元慰安婦)

 一方、元慰安婦や支援団体は31日、大規模な集会を開き、「合意は無効。少女像をさらに世界に広げる」と述べるなど反発を強めています。韓国政府は、引き続き当事者と協議して理解を求める方針です。(31日15:46)

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