今、BGMは流れていますか?
家で、電車で、会社で──。「NO MUSIC, NO LIFE」までではないにしても、“ながら音楽”の習慣がある人は多いでしょう。特に論理的な思考を必要とするプログラマーの皆さんは、良いコードを効率よく書くためにどんな環境が必要か、どんな音楽だとはかどるか、それぞれ自身の方法論を持っていると思います。
例えば、アマゾンの定額制音楽配信サービス「Prime Music」には、「〜〜のための音楽」といった、あるテーマに沿った楽曲を集めたプレイリストがたくさん登録されています。「ドライブに最適なJ-POP」「お休み前に聴くピアノソロ」「恋がしたくなるJ-POP」などの他に、「仕事がはかどるジャズ」「残業を乗り越えるサントラ」「満員電車でイライラしないポップス」「睡魔に負けないロック集」といった、「おっ。これは使えそう」と思えるプレイリストも人気なようです。
もう一つ、プログラマーの皆さんには「もっとズバリ」な音楽サイトもあります。“プログラミングのため”とうたうBGMサイト「musicForProgramming」を試してみるのはいかがでしょう。
ページデザインは“ターミナル風”。何となく安心できます。38種類あるプレイリストからどれかを選び、「PLAY」ボタンを押すと再生されます。
サイトの説明によると、「長年試行錯誤した結果、Drones(うなり)、Noise(ノイズ)、Fuzz(ぼんやりした音)、Field recordings(環境音)、Vagueness(曖昧な音)、Textures without rhythm(リズムなしの質感)、Minor complex chords(マイナー調の複雑な和音)、Early music(古典的な音)、Very few drums or vocals(少数のドラムとボーカル)、Synth arpeggios(アルペジオ奏法を用いた音)、Awesome(スゲー音)、Walls of reverb(残響音)の資質を持つ音楽は、長時間集中力を切らさず、作業中の気晴らしにもなることを発見した」のだそうです。実際に“コーディングがはかどる”か、ご自身でぜひ試してみてください。
ちなみに、再生時間はどのリストも1時間前後です。締切が迫っていると「うぉぉ、もうこんな時間か!」、超絶に集中していると「あれ、まだ2時間しか経過していないぞ」などと時間感覚が薄れがちですよね。タスクや考え方を切り替える目的で、時間の区切りを知らせるタイマー代わりに活用するのも良さそうです。
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