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2016年2月20日土曜日

iPhoneを使った決済サービス Apple Payは日本でも今年後半に開始されるかも


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最近では中国でも開始されるiPhoneを使ったNFC決済サービス Apple Payですが、日本でも今年後半に開始されるかもしれません。

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Master Cardのイベントで言及

Apple関係の著書も多いジャーナリストの林信行さん(@nobi)がマスターカードのイベントに出席した際、Apple PayとSamsung Payについての言及があったようです。

明確に開始するという話があったわけではないようですが、水面下での調整は続いているようですね。

入り込む余地は少ない?

NFCを使った非接触の決済サービスは日本ではFelicaを使用したものが広く普及しており、ここにApple Pay、Samsung Pay(あとはAndroid Payも?)が入り込むのは容易ではないでしょう。コンビニ各社も独自の電子マネーサービスを行っているほか、つい先日も複雑に入り組んだ交通系ICカードがTwitterで話題になっていました。

すでに日本で使える場所もある

Apple PayやSamsung PayはFelicaではなくNFCのType-A/Bという仕様に沿ったサービスですが、日本国内でもMaster CardがPayPassとしてサービスを提供しており、舞浜のイクスピアリ、みなとみらいのコレットマーレなどで利用することが出来ます。

また、函館や沼津でも町ぐるみ(商店街ぐるみ)で環境を整備しており、利用することが可能だそうです。

対応店舗が増えるかどうか

こうして考えると、普及する余地はなくもない、という感じでしょうか。とくに日本ではiPhoneのシェアが高く、中でも若い人の所有率は相当高そうなので利用できるようになれば使う、使ってみたいという人は多そうです。

ただ、問題となるのは店舗側の対応でしょうか。先述したとおり既存のFelica用のものではなく、NFC(Type-A/B)に対応した端末が必要になります。また、Apple Payが使えるようになってもFelicaが支配している交通系サービスは利用できないため、モバイルSUICA(またはカード)との使い分けという問題もあります。

結構ハードルは高そうですね。太っ腹なAppleがMasterCardと組んでインフラ整備(決済端末の無償貸出など)でもしてくれたら一気に普及するのかもしれないけど。

(via Gizmodo)
(source Twitter)

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