Foxconnに続いてPegatronも、工場にロボットを導入することが明らかとなりました。これでiPhoneの組み立てを請け負う巨大サプライヤー2社が、ロボットで足並みを揃えたこととなります。
アップルの高い要求基準に応えるため、サプライヤーはコストカットを含め、様々な模索を行なっています。例えば、つい最近Foxconnが発表した、生産工場にロボットを配置するという取り組みはその一環でしょう。
11万人中6万人をロボットに置き換えることが明らかになり、その規模に皆が驚きましたが、潮流として今後も業界が無人生産の方向に舵を切っていくことは間違いありません。FoxonnとともにiPhoneの組み立てを大規模に引き受けているもう1つのサプライヤーPegatronもまた、従業員をロボットに置き換える方針を発表しました。
これによって、上海工場では従来なら100人要していた仕事が、20人で完成させられるようになるそうです。
もちろん、アップルの厳しい基準をクリアすべく正確さを追求する目的以外にも、ロボットを導入するメリットはあります。だんだんと、組み立て工員という単純作業を引き受けてくれる人員の募集が難しくなりつつあること、年々増大する支払い給料額がコストとして重しとなってくることなどがそうです。
また、ロボットの導入は初期投資こそ掛かるものの、このように人員に割く給与総額をカットできることで、巡り巡ってiPhone1台あたりの製造コストも下がることになる、とニュースサイト威锋网は解説しています。
なお、iPhone7シリーズについては4.7インチのiPhone7をPegatronが、5.5インチのiPhone7 PlusをFoxconnが受け持っているとされています。
Source:威锋网
(kihachi)
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