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2016年8月19日金曜日

Facebook、Unityと提携の新PCゲームプラットフォームを発表。開発者向けアル ファテスト開始


BYMUNENORI TANIGUCHI  2016年08月19日 14時30分  

 
FacebookがゲームエンジンのUnityと提携し、まったく新しいPC向けのゲームプラットフォーム機能を準備中と発表しました。ゲーム開発者はUnityで開発したゲームを「わずかなコードの書き換えだけで」Facebookの新しいPCゲームプラットフォームを通じて公開できるようになるとのこと。

Unityはゲーム開発において、無数のアマチュア開発者から企業に至るまで、あらゆるところで使われています。日常的にゲームプレイしている人ならば、何の気なしにプレイしていたゲームが実はUnityで作られていたといったことも多々あるはず。たとえばポケモンGO(Pokémon GO)はUnityで作られており、その他Alto's Adventure、Monnument ValleyといったヒットゲームもUnityベースです。

ゲームエンジンとしてのUnityは一時こそ低迷していたものの、2008年にiPhoneがサードパーティにネイティブアプリ開発を開放したのをきっかけにモバイル対応をいち早く進めて息を吹き返しました。
またUnityはGear VRなどVR関連へも対応を広げ、Ocurus Riftにもネイティブ対応しています。親会社であるFacebookとの関係を構築したことで、いずれは、Facebookのゲームプラットフォームで動作するOcurus Rift用VRゲームが出てくるのではとも予想されます。

Facebookは開発者に対し8月31日まで、プラットフォームのアルファテストへの参加を受け付けているとのこと。Unityで開発したゲームをFacebookへエクスポートする機能をいち早く試したいなら、開発者は登録してみると良いでしょう。

ちなみに発表文によると、Facebook上には6億5000万人以上のゲーマーたちがひしめいており、Facebookはウェブゲームのために25億ドル以上の投資をしてきたとしています。6億人のゲーマーがすべてFacebook上でゲームをしているわけではないはずですが、その数のユーザーにリーチできると考えれば、「いまから腕が鳴るわー」という開発者も多そうです。
[Image : Frederic J. Brown /Getty]

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