休暇は、ストレスを解消するためにあるのだが、そうはいかない場合もある。細かい予定を立てて予約をとったりするだけで、かなりのストレスになることもある。
そこでグーグルは9月19日(米国時間)、旅行プラン作成専用の新しいモバイルアプリ「Google Trips」の提供を開始した(日本語には未対応)。行きたいところを入力すると、ホテルや夕食の予約から観光まで、あらゆるものを手配してくれる。
Google Tripsは、ユーザーの好みやニーズ、都合のよい時間に基づいて、世界中の200都市での旅行日程表をつくってくれる。ほかの旅行者の訪問データも利用し、最も人気のある観光名所や地元での体験を自動的に組み合わせて、ひとつの立派なパッケージツアーにまとめるのだ。
旅行を予約すると、予約された全項目が1カ所にまとめられる。旅行を開始してからは、「魔法の杖」ボタンをタップすれば、近くにある観光名所でアップデートされた新しい日程表が表示される。
グーグルは2016年5月にも、新しいチャットアプリ「Allo」(日本語版記事)と、家庭向け音声認識アシスタントシステム「Google Home」を発表している。これらは、膨大なデータを分析して作業を学習するハードウェアとソフトウェアの多層ネットワークであるディープニューラルネットワークを使って、ユーザーのニーズの理解とそれに対する反応を向上させることを目指すものだ。
写真管理アプリ「Googleフォト」でも、同様の技術を利用して、特定の事物だけでなく、ハグなどの行為からでも写真を瞬時に検索することができる。
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