やってみよう 簡単な例題として、FizzBuzzを実装してみましょう。 ●仕様 ・1~100までの数字をカウントアップしていく ・数字が3で割り切れる場合 Fizz と出力する ・数字が5で割り切れる場合 Buzz と出力する ・数字が3でも5でも割り切れる場合 FizzBuzz と出力する ・それ以外の数字はそのまま出力する ★Git ●ローカルで動く環境を整える ・手元のターミナルで git コマンドが動くようにセットアップしてみましょう。 ・SourceTreeというGUIツールをインストールしてみましょう。 ●リポジトリを作る ・git init コマンドを使い、 fizz_buzz というリポジトリを作成してみましょう。 ●ファイルを追加してコミットする ・一番使い慣れた言語で、 FizzBuzz のうち Fizz を出力するコードを書いてみましょう。 ・git add コマンドを使い、ソースコードをステージングエリアに追加してみましょう。 ・git commit コマンドを使い、 add した変更をリポジトリにコミットしてみましょう。 ●ブランチを生やす ・git branch コマンドを使い、 implement_buzz というブランチを作ってみましょう。 ・先程のコードに FizzBuzz のうち Buzz を出力するコードを追加してみましょう。 ・git add と git commit コマンドを使い、修正をコミットしてみましょう。 ●マージする ・git checkout コマンドを使い、 master ブランチをチェックアウトしてみましょう。 ・git merge コマンドを使い、 master ブランチに implement_buzz ブランチをマージしてみましょう。 ★GitHub ●SSHで接続する ・RSA暗号のキーペアを作り、公開鍵をGitHubに登録してみましょう。 ●リポジトリを作ってPUSH ・GitHubのWebサイトから、自分のアカウントに FizzBuzz リポジトリを作成してみましょう。 ・git remote コマンドを使い、ローカルの fizz_buzz リポジトリにリモートサーバー origin を追加してみましょう。 ・git push コマンドを使い、ローカルの master ブランチを origin にPUSHしてみましょう。 ●ブランチを作成してpull-requestを作る ・ローカルで git branch コマンドを使い、complete_fizzbuzz というブランチを作ってみましょう。 ・FizzBuzz を正しく出力できるようコードを修正し、git add と git commit してみましょう。 ・git push コマンドを使い、リモートサーバーに complete_fizzbuzz ブランチをPUSHしてみましょう。 ●pull-requestを作成してコードレビュー ・GitHub上でpull-requestを作成してみましょう。 ・GitHub上の Commits タブから、 complete_fizzbuzz ブランチへのコミットが含まれていることを確認してみましょう。 ・GitHub上の Files changed タブから、実際にコードに加えられた変更がdiff形式で表示されていることを確認してみましょう。 ・変更された部分に、チームメンバーのコードレビューをしているつもりでコメントをしてみましょう。 ●pull-requestをマージして master ブランチを更新 ・GitHub上でマージボタンを押し、pull-requestの変更を master ブランチに取り込んでみましょう。 ・ローカルの master ブランチをチェックアウトし、 git pull コマンドでリモートサーバーの更新を取り込んでみましょう。 まとめと次回予告 今回はGit、そしてGitHubが、OSSの開発でも必要とされる知識・技術になりつつある、というお話をしました。 Gitでバージョン管理されたコードを書き、それをGitHubで公開することは、エンジニアとしてスキルを磨くためにとてもよい振る舞いのひとつです。次回からは情報収集から一歩踏み出して、実際に技術を磨く「地力アップ」についてです。どうぞお楽しみに。 |
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