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2016年11月17日木曜日

GCCからJava削除 後藤大地


The GNU Compiler Collection includes front ends for C, C++, Objective-C, Fortran, Java, and Ada, as well as libraries for these languages.

GCCチームは2016年9月、GCCブランチからJavaの実装を削除するパッチを公開した。GNU Compiler For Java (GCJ)はJavaコンパイラとして開発が進められてきたが、ここ数年は開発が停滞していた。すでにメンテナンスしか実施されない状況になっていたことから、すでにその役割は果たしたとして削除へ向けた取り組みが進められていた。

GCCチームは11月15日(米国時間)に実施したコミットにおいて、GNU Compiler For Javaへの参照を削除。2017年に登場が予定されている次期GCCにはGNU Compiler For Javaが含まれないことになる。Javaの実装系としてはOpenJDKが重要な役割を担っており、Javaを利用する場合にはOracleからJava実装系を取得するかOpenJDKを利用することになる。

Javaは10年以上にわたって最も人気のあるプログラミング言語としての位置を保っている。しかし、その人気は年々低下。現在ではさまざまなプログラミング言語がそれぞれの分野で注目されており、以前ほどJavaだけが重要といった状況ではなくなってきている。


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