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2017年1月28日土曜日

フリーランス市場から読み取れるApple開発者のSwiftへの移行


Appleのプログラミング言語Swiftが提供され始めてからしばらく経っているが、iOSとmacOSの開発者はまだObjective-Cを利用してアプリケーションを開発することができる。だが、このたび発表されたUpworkからの新しい報告によれば、ハイテク企業はSwiftで開発することのできる開発者をますます求めるようになっている。

Upworkは米国最大のフリーランサー市場である。このため同社はフリーランサー市場のトレンドを知り得る立場にあるのだ。同社の最新報告は、2016年第4四半期における急成長スキルを、2015年第4四半期のものと比べたものだ。

興味深いことに、最初の5つのスキルはいずれもテクニカルスキルだ。第1位は自然言語処理技術で、その後に、Swift、Tableau、Amazonのマーケットプレイスへの製品登録を自動化するAmazon Marketplace Web Services、そしてStripeインテグレーションが続く。

Appleが最初にSwiftを発表したのは、2014年6月のWWDCイベントだった。これは、Objective-Cを置き換えることを想定したモダンなプログラミング言語として紹介された。しかしこの手のことには時間がかかるものなので、Appleは移行がなるべく円滑に進むように努力を重ねてきた。

SwiftとObjective-Cのコードは、iOS、macOS、tvOS、そしてwatchOS上のアプリケーションの中で同時に利用することができる。言語自身は大きく進化し、2015年12月にはオープンソースになった。

それ以来、Swiftは更に成熟し、汎用度を増している。サーバーサイド開発にSwiftの利用を考える開発者も存在しているほどだ。

そして今回発表されたUpworkの報告は、多くの企業がiOSの主要プログラミング言語をObjective-CからSwiftへと切り替えているはっきりとした証拠だ。なにしろObjective-Cが最初にリリースされたのは1980年代である。おそらくより新しいプログラミング言語に切り替えるべきタイミングなのだ。

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(翻訳:Sako)

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