東京・文京区の東大病院で、入院中の男の子に対し、看護士が別の患者の薬を誤って投与し、翌日、男の子が死亡していたことがわかった。
東京大学病院や遺族の代理人などによると、2015年、多臓器の障害があって入院していた未就学の男の子に対し、看護師が誤って別の患者の薬を投与した。
薬には、抗てんかん剤や抗けいれん剤などが含まれていた。
男の子は、薬を投与された翌日に死亡した。
男の子の母親は、「誰もが被害者となり得る状況にあったことから、これは、被害小児と遺族の問題にとどまらない、公の問題と考えます」とコメントしている。
東大病院は、「患者様とご家族に深くおわび申し上げます」とコメントしており、投与ミスと死亡の因果関係については、「何らかの影響を与えた可能性がある」としている。
0 件のコメント:
コメントを投稿