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シナモンマスクのイメージ |
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マスクを開発したのは、千葉大学の大学院医学研究院で和漢診療学を専門とする並木隆雄准教授らだ。
千葉大の説明によるとシナモンの芳香成分「シンナムアルデヒド」はもともと漢方医学で使い、飲み薬より適切な量を鼻や口から吸う方が、インフルエンザの予防効果を発揮するのだそう。
少しずつとりいれたシンナムアルデヒドが、呼吸器官の細胞内でインフルエンザのウイルス増殖過程を阻害し、ウイルスの型種類に関係なく作用するのだという。
ちなみにシンナムアルデヒドは農薬としては実用化しており、野菜の病害を抑える効果などは明らかになっている。一方で人間の肌などに対して刺激性があると言われる。
千葉大は実用化を見すえており、使い心地や副作用がないかを確認する目的で、臨床試験を実施する。50人ほどを募り3月まで行う。
ただしシンナムアルデヒドの特性をふまえ、実験に参加できる人にはそれなりの制限がある。20歳以上で日常的にマスクを長時間使えること、気管支喘息や重篤な呼吸器疾患がないこと、シナモンのアレルギーがないこと、妊娠中または妊娠の可能性のないこと、などだ。
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