人工多能性幹細胞(iPS細胞)などを従来に比べ低コストで簡単に培養する方法を開発したと、京都大の末盛博文准教授らの研究グループが発表した。
iPS細胞などを使った創薬研究や治療には細胞の大量生産が必要で、新たな方法の貢献が期待される。
論文は30日、英科学誌サイエンティフィック・リポーツに掲載された。
人のiPS細胞や胚性幹細胞(ES細胞)を増やすには、培養容器と細胞の接着性を高め、生存性を向上させる処理が必要になる。
研究グループは、培養液にたんぱく質「ラミニン511」の溶液を加えるだけで、これまでと同等の効果があることを発見した。
研究グループは、今回発見した方法を活用すれば、将来iPS細胞から臓器を作る際に、大幅なコスト削減が可能とみている。(2017/01/30-20:07)
▽引用元:時事ドットコム 2017/01/30-20:07
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017013000668&g=soc
▽関連
Scientific Reports 7, Article?number:?41165 (2017)
doi:10.1038/srep41165
Efficient Adhesion Culture of Human Pluripotent Stem Cells Using Laminin Fragments in an Uncoated Manner
http://www.nature.com/articles/srep41165
引用元:http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/scienceplus/1485785021/
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