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2017年3月1日水曜日

天下り先に456億円 民進「納税者が納得しない」


 文部科学省の組織的な天下りあっせんの問題で、天下り先となった法人に国から約456億円が補助金などとして支出されていたことを受け、民進党は「納税者が納得しない」と政府を追及しました。 

 文部科学省・中川審議官:「18法人に対して実績がございまして、456億円という数字が出ておりましたが、これは平成27年度の実績と平成28年度予算額のうち、これまでに補助金等の交付が確定したものを合計した数字だと思われます」 
 民進党・藤末参院議員:「血税が流れたところで役人の天下りを受けている。これは本当に納税者が納得すると私は思いませんが」 
 松野文部科学大臣は、天下りのあっせんに関して「法律違反については文科省であり、猛省している。再就職先の団体は違反行為にあたらない」と述べました。そのうえで、補助金については「客観的指標により配分していて、予算の執行には問題がない」という認識を示しました。

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