忙しすぎる東大生のスケジュール
話題になっているのは、 東京大学理学部 情報科学科のパンフレットに掲載された、2人の学生の一日のタイムスケジュールだ。情報科学科は前期課程で「理科一類」に所属していた学生の主な進学先の一つで、「理科一類」の偏差値はベネッセの算出では77。入るのが非常に難しいことは言うまでもないが、入った後もかなり大変なよう。吹奏楽部の練習に参加するための移動中も次の発表のことを考え、練習が終了すると22時にまたもやキャンパスに舞い戻る。文献に目を通し、23時に息抜きでクラリネットを吹いた後、深夜1時に帰宅し勉強再開。Bさんの1日は、3時に「読み慣れない英語論文を必死に読んでいたら、いつの間にか机で眠っていた」という形で終わっている。
厳しいスケジュールにも「うらやましい」という声が
学生のタイムスケジュールについてSNSでは、「私の大学生活とは全くの別物」「この人たち、いつ息をしてるの」と衝撃を受ける人もいれば、「めちゃくちゃ楽しそう」「めっちゃ充実した学生生活じゃん」とうらやましがる人も。また、大学発行のパンフレットに掲載されていることに驚いた人は、思わず「公式なのかよこれ…」「公式パンフレットでコレはまずいでしょw」などとツイートしていた。
なかには「これ見て楽しそうだと思えない奴は来るなってメッセージじゃないかなぁ」と深読みする声もあがっている。
他大学生の就寝時間は?
他大学がサイトで公開している「学生の1日」で、就寝時間はどうなっているだろうか。京都大学のパンフレットに掲載されている薬学部薬学科生の2年次のスケジュールでは、深夜0時就寝となっていた。また、「ホントはもう少し早く眠るべきですが……」と学生自身のコメントも記載されている。
東京工業大学の工学部高分子工学科4年生は、午後をほぼ研究に費やしているものの、21時には帰宅。大好きな海外ドラマを見つつ、深夜1時には就寝するようにしているという。
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