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2017年7月15日土曜日

「アイワ」「ビクター」音響ブランド相次ぎ復活


 古くからの音楽ファンにはおなじみのオーディオブランドを復活させる動きが広がっている。
 ラジカセで知られた「アイワ」など、1970~80年代のオーディオ全盛期を象徴するブランドが多い。当時を懐かしむ中高年世代だけでなく、若年層へどれだけ浸透させられるかが、旧ブランド復活の成否を左右しそうだ。
 アイワブランドの製品は、商標権をソニーから引き継いだ地方企業が今秋にも発売する。日本ビクターとケンウッドが統合したJVCケンウッドは3月、戦前からの名門ブランド「ビクター」を復活させた。
 パナソニックは2014年、レコードプレーヤーなどで知られるブランド「テクニクス」を復活させている。
 CDが音楽再生の主流となった1980年代後半は、ミニコンポやCDラジカセが爆発的に売れた。大きなスピーカーなどとの組み合わせは当時の若者にとって、一種のブームだった。その中で、アイワは手頃な価格の商品が多く、人気を集めた。

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