大日本印刷(DNP)は、IoT時代に向けた低価格なRFID(UHF帯ICタグ)の開発に着手した。現在、10円台という単価を2020年までに5円以下、2025年に1円にする。
RFIDの活用例として、たとえば小売店で販売されるさまざまな商品のパッケージへの貼り付けが想定されている。店舗にとっては、消費・賞味期限のチェック、レジの自動化など、効率化・省力化が見込めるとのことで、2017年2月にはコンビニ店頭での実証実験も行われた。
DNPでは、部材・製造方法の最適化を進めることで、RFIDの低価格化を目指す。現在は0.5mm角というサイズとなっているところ、2020年までに0.3mm角にする。その上で、単価を下げていき、コンビニだけではなく、他の小売業での導入を目指す。
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