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ビジネス以前に単なる官僚の天下り利権としか機能していなかったからです。
では、ここでクールジャパン機構の財務諸表を御覧ください。
これは酷い。
- 特に売上高6億5千万に対して純損失22億円の大赤字。
- キャッシュフローに至って58億円の大損失です。
利潤の追求が第一義で無いとはいえ、民間企業であれば経営者が即刻解雇されるレベルで赤字を垂れ流しています。
特に売上の総額より販売管理費(人件費など)の方が3倍近い数字を計上しているのは、ビジネスというよりも道楽産業に近しき様態をでしょう。
この機構の行く末は、残った資産を天下り官僚が吸い尽くしてフェードアウトコースでしょう。資本金の原資が税金で賄われている事を考えれば、こういうのは本当に良くないと思います。
また、クールジャパン機構に限らずこの手の「〇〇機構」の財務諸表を幾つか読み解いて見たところ、ある傾向が見受けられました。
それは流動資産(一年以内に現金化できる資産額)を数百億円単位で有しているという事。裏を返せばこの潤沢な流動資産に胡座をかいて赤字を垂れ流していても危機感を感じていないという様子が読み取れました。
クールジャパン機構を含めてこれらの「〇〇機構」が垂れ流している赤字には将来性が全く無いという事を物語っています。
つまるところ、クールジャパンとは潤沢な流動資産を天下り官僚が私腹に肥やす為の大義名分に過ぎなかったという事でしょう。
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