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2019年9月20日金曜日

【最新】初心者必見! Linuxディストリビューション用途別おすすめ10選(2019)

https://www.kagoya.jp/howto/rentalserver/linuxdistribution/
シェアしました。

コメント:デスクトップとサーバーで互換性が高いLINUXはREDHATとCentOSだと思います。レンタルサーバーなどの19インチのラックマウントに収まるコンパクトなIBM製のメインフレームの上でもREDHATなどのLINUXは動作する様です。
REDHATは、Windows Serverとアプリの互換性は基本的には、ありませんが、
Windowsクライアントからのログイン認証を行うServerの機能はある様です。

課題は、
プリンター&スキャナーのドライバーの充実と、
AmazonのKindleのBrowser版もしくは、インストールするアプリを開発して日本語などが問題なく読めるようにして、見開き対応もして欲しいです。
MicrosoftのOfficeのWord、EXCEL、パワーポイントなどのLINUX版も発売して欲しいです。

Linuxを使ってみよう!と動き出したけれど、たくさんのディストリビューションを目の前に、頭を抱えてしまう方も多いのではないでしょうか。
ここでは、Linuxディストリビューションについておさらいした上で、初心者へのおすすめを紹介していきます。あなたにとって、最適なディストリビューションを選択するのに役立ててください。
linux

Linuxのディストリビューションとは

一般的にLinuxディストリビューションとは、利用目的に合うように、いろいろなアプリケーション(ソフトウェア)を集めたものです。サーバーへのインストールはもちろん、すぐに利用できるように、あらかじめアプリケーションがセットしてあります。そのため専門的なエンジニアでなくとも、誰にでもある程度利用できるようになっています。
またWindowsやMacOSのように、Linuxという1種類のOSはありません。Linuxはディストリビューションの数だけ種類があります。

Linuxディストリビューション・3つの系統をそれぞれ解説

debian slackware redhat
Linuxのディストリビューションには大きく分けて3つの系統あり、判別するためにユニークな名前がついています。それではこれらの系統について、ポイントを整理してみたいと思います。

Debian(デビアン)系

  • 高性能で敷居が高く難しいイメージがあるが、実際は利用しやすい
  • 大人気のUbuntuに発展(デスクトップ用途とサーバー用途とも)
  • Raspberry Pi(ラズベリーパイ)という超小型PCのOS(Raspbian)にも引き継がれている

Slackware(スラックウェア)系

  • 管理方法は複雑で、初心者には比較的難しいイメージがある
  • 安定性やセキュリティを重視している
  • openSUSEやPlamo Linux、Puppy Linuxなどが有名

Red Hat(レッドハット)系

  • 有償で企業向けに特化したものにRed Hat Enterprise Linux(RHEL)がある
  • 無償ではFedora(フェドラ)やCentOS(セントオーエス)が定番

用途別!おすすめのLinuxディストリビューション10選

ここからは厳選したディストリビューションについて、ポイントを以下に絞りまた独自に評価しています。
  • 安定性
  • 軽量さ
  • デザイン性
  • 情報量
  • 日本語環境
  • シェア(注)
注)本記事では、用途別に以下の統計データを引用しています。
(1)サーバー用途の場合
Historical trends in the usage of Linux subcategories for websites
(どのディストリビューションを利用して、Webサイトが公開されているかの統計)
(2)デスクトップ用途の場合
DistroWatch Page Hit Ranking
(どのディストリビューションを利用して、Webサイトが閲覧されているかの統計)

【サーバー用途】主に仕事の場で使用するディストリビューション

Webサーバーやメールサーバーなどを構築する場合に、おすすめのLinuxディストリビューションです。サーバー用途では、特に安定さとセキュリティを確保する必要があります。定番といえば、やはり次の3つのディストリビューションですね。

(1)Ubuntu(ウブントゥ)

サーバー用途ではもちろん、デスクトップ用途でも、人気が高いLinuxディストリビューションです。このあと解説するDebianより派生しました。
安定性長期サポート(LTS)版では5年間セキュリティアップデートあり
軽量さサーバー用途は軽量、デスクトップ用途でもメモリー1GBから動作
デザイン性
情報量豊富
日本語環境Ubuntu Japanese Teamと呼ばれる専門化グループが対応
シェア(サーバー用途)1位
ubuntu
画像出典:https://www.ubuntulinux.jp/

(2)CentOS(セントオーエス)

初心者の方にはおすすめのディストリビューションの一つです。サーバー用途として、まずはCentOSから試してみることをおすすめします。CentOSでは、Yum(Yellowdog Updater Modified)というパッケージ管理システムがあり、個々のソフトウェアをコマンドで管理しています。
安定性
軽量さサーバー用途は軽量
デザイン性
情報量豊富初心者~上級者向け日本語の情報(公式・非公式)は充実
日本語環境
シェア(サーバー用途)3位
CentOS
画像出典:https://wiki.centos.org/

(3)Debian(デビアン)

上級者向けのイメージがありますが、初心者向けの日本語情報も豊富にあります。Debianでは、APT(Advanced Package Tool)というパッケージ管理システムがあり、個々のソフトウェアをコマンドで管理しています。
安定性
軽量さサーバー用途は軽量
デザイン性
情報量豊富初心者~上級者向け日本語の情報(公式・非公式)は充実
日本語環境
シェア(サーバー用途)2位
Debian
画像出典:https://www.debian.org/

【デスクトップ用途】主に個人が使用するディストリビューション

WindowsやMacOSのように動作するOSは、Linuxのディストリビューションにも数多くあります。この記事では6つ取り上げました。

(4)Manjaro(マンジャロ)

近年海外で、利用者の多いディストリビューションの一つです。初心者にもインストールがしやすくなってきました。Arch Linuxと一部互換性があります。
安定性
軽量さシステム要件はCPU:1 GHz Single Core メモリー:1 GB
デザイン性
情報量日本語の情報量は少ない
日本語環境
シェア(デスクトップ用途)1位
Manjaro
画像出典:https://manjaro.org/

(5)elementary OS

Ubuntuをベースにした、比較的新しいディストリビューションです。シンプルで人気は高く、デスクトップ用途に向いています。OS名からは超初心者向けのイメージがありますが、決してそのようなことはなく、機能と使い勝手は高くおすすめです。
安定性
軽量さシステム要件はCPU: 最近の Intel Core i3 またはそれと同等のデュアルコア 64bit プロセッサー メモリー:4 GB
デザイン性シンプルでわかりやすく洗練されている
情報量日本語の情報量は少ない
日本語環境比較的簡単に日本語入力機能が利用可
シェア(デスクトップ用途)4位
elementaryOS
画像出典:https://elementary.io/

(6)Linux Mint(リナックス・ミント)

デスクトップ用途として有名なLinuxディストリビューションです。DebianとUbuntuをベースにしています。日本語環境を整える方法は、Linux Mint Japanのダウンロードページ内の項目「日本語化の方法」が参考になります。
安定性
軽量さシステム要件はCPU:700 MHz Single Core メモリー:512 MB
デザイン性
情報量Linux Mint Japanにて日本語で各種情報を公開
日本語環境
シェア(デスクトップ用途)3位
Mint
画像出典:https://linuxmint.com/

(7)MX Linux

Debianをベースとした、海外で人気急上昇のディストリビューションです。残念ながら日本語の情報はまだ少なく、知名度は高くありません。日本語化は比較的スムーズできます。パッケージの新規導入などには、「MX Package Installer」という機能が重宝します。
安定性
軽量さシステム要件はCPU: 最新のi686 IntelまたはAMD プロセッサー メモリー:2 GB
デザイン性
情報量日本語の情報量は少ない
日本語環境
シェア(デスクトップ用途)9位
MXLinux
画像出典:https://mxlinux.org/

(8)openSUSE(オープン・スーゼ)

企業向けサーバー用途で難しいイメージがありますが、デスクトップ用途では比較的簡単に導入できます。定番のYaST(ヤスト)と呼ばれる設定ツールが使いやすいと、以前より評判です。デザインがきれいなディストリビューションの印象があります。
安定性
軽量さシステム要件はCPU:2 GHz Single Core メモリー:2 GB
デザイン性
情報量日本語の情報量は少ない
日本語環境
シェア(デスクトップ用途)9位
openSUSE
画像出典:https://www.opensuse.org/

(9)Zorin OS(ゾーリンオーエス)

UbuntuをベースにしたLinuxディストリビューションです。日本語環境にする設定は、従来のバージョンに比べてスムーズにできるようになりました。安定しているため、根強い人気があります。
安定性
軽量さシステム要件はCPU:1 GHz Single Core メモリー:1.5 GB
デザイン性
情報量
日本語環境
シェア(デスクトップ用途)10位
Zorin
画像出典:https://zorinos.com/

【学習用途】超小型PC用のOSとして利用できるもの

(10)Raspbian

ここ数年世界中で人気の、超小型PC「Raspberry Pi」(ラズベリーパイ)に搭載の専用OSです。そのOS名から連想されるように、Debianから誕生しているディストリビューションです。
たとえ低スペックの機器でも、軽快に動作するように設計されています。Raspberry Pi本体は数千円で購入でき、OSは公式サイトから無料でダウンロードして利用可能です。Raspberry PiでWordPressを動かすこともできます。
安定性高負荷になる動作には弱い
軽量さ最軽量(PCにインストールした場合、システム要件はCPU: x86 processor. メモリー:512 MB)
デザイン性
情報量豊富各種サーバー設定例などの検証結果が多く公開されている
日本語環境
RaspberryPi
画像出典:https://www.raspberrypi.org/

まとめ

ここまでいかがでしたか。2019年に多く利用されているLinuxディストリビューションを、用途別に厳選して説明してきました。できる範囲でお試しし、ぜひお気に入りの1本を見つけていただきたいと思います。
全てのLinuxディストリビューションを試すことは、現実的ではありません。そこでレンタルサーバー会社が提供しているサービスを利用して、手軽に比較検討をする方法があります。
カゴヤ・ジャパンは「カゴヤのVPS」プランで、UbuntuやCentOSなど主要ディストリビューションを選べるようになっています。初期費用無料で、さらに日額24円からの低価格で試すことができます。安定したサーバー運用を目指している方には、おすすめのプランではないでしょうか。

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