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在宅ワークって気楽そう
でも、どうやって始めるの?
ほとんどの父親にとって、午前7:30の通勤電車の中で眠気と闘うのは、大変なことだ。それに比べて、在宅ワークはまるで楽しいバケーションのようにさえ思えてくる。ただ、これは「隣の芝生は青い」症候群の典型的な症状だ。
実際に在宅ワークをやり始める前は、9時-5時の仕事よりも簡単そうに思えるだろう。ひょっとしたら、より多くの「自分の時間」を持てるようになるかも、というように。ジムに通うのもよし、夢を追いかけるのもよし、単純に仕事のプランを練ってもよし……と、夢は膨らむばかりかもしれない。ただ残念なことに、これらの夢はそう簡単に叶わないのが現実だ。
在宅ワークは、いざ始めてみると実は結構大変。研究によると(そして常識で考えても)、我々は自宅という場所について、”リラックスできる快適な場所”としてとらえている。そう、”仕事をする場所”とは認識していないのだ。それゆえ、すぐに気が散り、他の作業(僕にとっては、部屋の隅っこを掃除すること)を始めて、時間を浪費してしまう。
果たして、オンとオフのバランスを上手く保つ術はあるのだろうか? テレビの置いてある居間にいながら、仕事を進めることは可能だろうか? 答えは、イエス。ただし、在宅ワークが上手くいくための「3つのコツ」を参考にしてくれるなら、だ。
一日のゴールを思い描く
まず、一日の始まりに、明確で簡潔、そして実現可能なゴールを設定しよう。さらに、それを書き出してみると良い。人間は”締切”が見えていると一生懸命働くもの。明確なゴールを設定するのは、仕事を効率良く進めるうえで最も効果的だ。
もちろん、あなたの業績を評価してくれる上司は存在しないので、半年ごとなどのスパンを自分で決めてチェックするシステムを発明しなければならない。こうして設定したゴールをいかに効率的に達成するかどうかで、あなたの一日は有意なものにも無為なものにもなり得るのだ。
自分専用の
インフラを用意しよう
効率的に家で仕事をするには、自分のコンディションを常に最高の状態に保てるよう、環境を整えることが重要だ。なにせ、あなたはほとんどの時間を自宅で過ごすこととなるのだから。
例えば、以下のようなことをチェックしてみよう。
●冷蔵庫の中身は充実しているか。
●請求書の支払いは事前に済んでいるか。
●コーヒーマシーンはちゃんと動いているか。
●請求書の支払いは事前に済んでいるか。
●コーヒーマシーンはちゃんと動いているか。
何気ないことのように思えても、あなたが生産性を維持するために必要なアイテムは、すべて完璧に揃っている必要がある。仕事専用の空間を用意し、仕事をする時は必ずその部屋でと決めるのも、オンオフを切り替える方法としてオススメだ。まずは、朝起きたらすぐに仕事モードに移行できるよう、環境を整えることからはじめるのが良いだろう。
時間に気を配って
僕の個人的経験から言わせてもらうと、在宅ワークを完璧にこなす唯一の方法は、「一日の流れをルーティン化すること」だ。そのルーティンが、オフの時間(子供のための時間)を含んでいるのが最も理想的。あらかじめ、ルーティン化されたオンの時間とオフの時間は、家族に伝えて置くことも大切だ。
これらの3つのポイントをおさえて、時間と練習を重ねれば、あなたとって在宅ワークは最適な働き方になるはずだ。
TEXT: アリージ・アーサン
兄弟誌「FQ UK」より転載
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