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6月14日放送の所さん!大変ですよでは「村のお宝が盗まれた!?不思議なコケ・ブーム」を調査!
最近ある村で村人が大事にしていたお宝が盗まれてしまったそうです、その盗まれたお宝の正体はなんと「コケ」。
最近では若い女性の間で癒やしを与えてくれるという事で「コケ」がブームになっているそうです、さらにお米を作るより10倍も儲かるというコケ農家の現状も徹底調査してくれました。
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村のお宝が盗まれた!?
奈良県川上村にある森から盗まれたコケは「コウヤノマンネングサ」というコケ、しばらく前までは岩にびっしり生えていたコケが根こそぎ剥ぎ取られているのが発見されました。
コケは森にとって湿度を保ったり、緑を作ってくれる生命の源、そんなコケが盗まれる背景には最近のコケブームの存在がありました。
若い女性の間で謎のコケブーム?
ネットを検索してみるとコケを自宅で栽培できるキットを販売しているお店を多数発見、さらに東京ビッグサイトで行われたコケの販売イベントでは「コケガール」と呼ばれる若い女性達も集まり大盛況の様子でした。
静岡市に住む主婦の井上さんは5年前からコケにハマり、自宅で「コケテラリウム」を作って楽しんでいます。
購入してきたコケをガラスのケースに植え替えて作る、箱庭のようなコケテラリウムを見て疲れを癒しているそうです。
アンガールズ田中さんが究極のコケ探しの旅へ!
アンガールズの田中さんはブームが来るはるか前の、12年前からコケ栽培を趣味にしている芸能界No.1のコケマニアです、そんな田中さんが絶対に欲しいという毛足の長いモフモフのコケを探しに旅へ出かけます。
やってきたのは青木ヶ原樹海、専門家と一緒にモフモフのコケを探したところまさに理想通りのコケを発見しました。
そのコケの名前は「ヒノキゴケ」、毛足の長くモフモフとした様子はまるでゴールデンレトリバーを撫でているような感覚だと絶賛。
喜び勇んで持ち帰ろうとしましたが、この場所は国定公園なので植物の採取は禁止。理想のコケを目の当たりにしながらも、手に入れられない悔しさで一杯の田中さんでした。
過疎状態の村がコケマジックで復活!
島根県江津市にある集落の夫婦は2年前からお米の栽培を辞めてコケ栽培を開始しました、コケの育て方は細かくちぎってばらまいて1年待つだけと非常に簡単ですが、面積当たりの収入はお米の10倍も儲かるそうです。
その様子を見て周りの米農家たちも次々とコケ農家に転身、さらにはUターンで地元に戻ってくる若者たちも増えて、過疎に苦しんでいた村をコケが救ってくれたそうです。
コケの需要は工場にも
工場立地法によると敷地面積の20%以上の緑地を確保しなければ、工場を作る事ができない事になっています。
そのため富山県高岡市にある金属加工工場では屋上で多くのコケを栽培しています、水やりも必要ない上に屋上に置いておくことで断熱材の代わりになり、空調費の節約にも一役買っているそうです。
感想&まとめ
お米の10倍も儲かる上に栽培が楽とあれば、かなり美味しい話ですね。しかも全国の工場でコケの有効活用が知れ渡れば、需要の部分に関しても問題なさそうです。
品種改良などで断熱材に特化したコケや早く育ちやすいコケなどが出てきたりすれば、もっと色々な場所での有効活用も増えそうですね♪
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