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長崎大・核兵器廃絶研究センターは9日、世界9カ国が6月時点で約1万3410発の核弾頭を保有しているとの推計結果を発表した。昨年より約470発減少した。ロシア、米国に次ぎ、中国が今年初めて3位となり、米中関係が悪化する中、中国が抑止力として核弾頭を増やす政策を進めていることが背景にあると分析した。
センターは、世界各国の専門機関や研究者の文献を基に推計。最多はロシアで約6370発、次いで米国の約5800発、中国は約30発増えて約320発だった。昨年3位のフランスは約10発減の約290発、英国約195発、パキスタン約160発。
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