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国土交通省は2日、高速道路の料金所をすべてETC(自動料金収受システム)専用とし、現金を扱うブースを廃止する方向で検討することを明らかにした。新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、料金収受の従業員とドライバーとの接触をなくす必要があると判断した。
今後、有識者会議の議論を経て、ETC専用化の時期や、ETC搭載車の普及策など詳細を詰める。ETCの利用率は既に93%に達しており、利用率の高い区間から段階的に専用化し、全国に拡大していくことを想定している。ETCを搭載せず誤って進入した車については、ナンバープレートを読み取って後日に徴収することなどが検討されている。
首都高速道路などで、料金収受員が新型コロナウイルスに感染した事例がある。
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