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県は29日、全国で初めて発見した「無花粉ヒノキ」が4月にも初出荷できる体制が整ったとして愛称を募集した結果、「丹沢 森のミライ」に決まったと発表した。
無花粉ヒノキは、2011~12年度に県自然環境保全センターが4074本のヒノキについて花粉飛散の有無を調査したところ、飛散しない形質(雄性不稔(ふねん))の可能性があるヒノキ1本を発見。その後2年かけて花粉が飛散しないことを確認後、県山林種苗協同組合が19年5月から挿し木による苗木生産を始め、今年4月以降に約150本を初出荷する体制を整えた。
愛称は林業関係者らに呼び掛けて募集し、136点の応募の中から選考。最終的に黒岩祐治知事が選んだ。知事は記者会見で「花粉症のない快適な未来を予感させる名前であるとともに、新しい品種だと感じさせる名前」と説明した。
今後は森林所有者や林業事業者に苗木を販売するほか、植樹イベントや県のホームページを通じて花粉発生源対策の取り組みを広くPRしていくという。
神奈川新聞社
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