https://news.yahoo.co.jp/articles/8264de109b048af86421d4a997fe50dbd3e8c778
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臨床研究は、中村雅也(整形外科)、岡野栄之(生理学)の両教授らのチームが、慶応大病院などで実施する。交通事故や転倒、運動中のけがなどで背骨の中を通る神経の束(脊髄)が傷ついた患者に、他人のiPS細胞から作った神経のもとになる細胞約200万個を移植。1年かけて安全性や有効性を検証する。
受け入れるのは、脊髄が損傷してから2~4週間以内の「亜急性期」で、運動や感覚の機能が完全にまひした18歳以上の患者。28日からまず1人を受け入れ、移植を実施した後に3人を追加で募る。亜急性期を対象にするのは、損傷から時間がたった慢性期の患者よりも、神経の再生の期待が高いためだ。
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