https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/541271
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「『一太郎』と『ワード』の違いに問題があるのではないか」。小寺裕雄衆院議員(滋賀4区)は2日の内閣委員会で相次ぐ法案のミスを取り上げ、ワープロソフトの違いが原因との見方を示した。
政府提出法案などを審査する立場の内閣法制局の担当者は、文書は縦書きで1行48字、1ページ13行詰めといった書式が確立していると説明。一太郎を推奨している事実は否定したが、小寺氏は「若手職員には一太郎に不慣れな人もいる。厳しいルールが仕事を大変にしてミスにつながっている」と分析。再発防止や働き方改革の面から平井卓也デジタル改革担当相にソフトの見直しを訴え、平井氏も「激しく同意する。今までのやり方を変える勇気を持てないのが官僚文化だ」と改革に意欲をのぞかせた。
「何とかしてほしいが自分からは言えない」。法案作成のルールにあらがえない「怨嗟の声」として現場の本音も紹介した小寺氏によると官僚たちの最後の一言は異口同音だった。「私が言ったとは絶対に言わないで」
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