中国の「一帯一路」によって、東南アジアやアフリカなどで、ビル、鉄道、橋、道路などが次々と建設されていますが、倒壊事故や手抜き工事が多発しており、大きな波紋を呼んでいます。
2017年、ケニア西部で総工費1200万ドル(約14億円)をかけて中国企業が建設していた橋が、完成を目前にして崩落し、作業員ら少なくとも27人が負傷しました。
ケニアのインフラ開発も、中国企業と中国からの出資に大きく依存しており、2017年6月に開通した鉄道「マダラカ・エクスプレス」も、中国主導によって総工費38億ドル(約4300億円)かけて作られました。
しかし、工費が高額だとして批判が殺到した上、鉄道建設の債務支払いが滞った場合、中国がケニアのモンバサ港の使用権を得るという密約があったということが地元紙で報じられ、非難が殺到しました。
また、2020年1月、カンボジア南部のケップ州で、中国企業が建設していた7階建てのビルが倒壊し、36人が死亡し、23人が負傷しました。
カンボジアでは2019年6月にも、シアヌークビルで中国企業が建設していたビルが倒壊し、28人が死亡する事故が起きています。
原因は低品質の建築資材を使ったためと見られており、ビルの中国人所有者、建設会社の社長、請負業者ら4人が身柄を拘束されました。
インドネシアでも、2021年、中国主導で建設されている高速鉄道の工事中に、 高架の支柱が倒壊する事故が発生しました。
○中国「一帯一路」の下、インドネシアで建設中の高速鉄道支柱が倒壊
このように一帯一路の工事現場では、中国人によるずさんな建築方法により、数多くの事故が発生しています。
○【中国・湖南省】ビル倒壊で53人が死亡 相次ぐ違法建築による被害 発泡スチロールや木版でできた建物も
自身の私服を肥やすために、世界中の人々から安全と平和を奪い取る中国共産党が、一刻も早く滅び去り、彼らの計画が全て頓挫しますことを心から祈ります。
○【ラオス】中国に借金漬けにされて苦境に 中国・ラオス間の鉄道事業費約18億ドルの大半を中国から借り入れ
○「一帯一路」こそ環境破壊の元凶 森林伐採、大気汚染、石炭汚染の増加、魚類保有量の枯渇、外来種との交配による在来種の絶滅を招く
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