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2023年7月22日土曜日

このエントリー虫除け効果が高いハーブ12選|特徴や室内での活用方法も紹介 2021.06.27 スタッフ 株式会社カインズ グリーン・ガーデン部【公式】

連載  ハンズ  Facebook Twitter LINE   株式会社カインズ グリーン・ガーデン部【公式】  ホームセンター・カインズのグリーン・ガーデン部が、お花・野菜・観葉植物・多肉植物・家庭菜園・庭造り・畑作りなどに関する専門知識や栽培方法、ノウハウなどを解説します。  虫除け効果が高いハーブ12選|特徴や室内での活用方法も紹介  保存 目次/ INDEX  ハーブの虫除け効果について 虫除け効果のあるハーブ12選 ハーブを使った虫除け方法 まとめ:ハーブを使って香りを楽しみながら虫除けする 玄関やキッチンに現れる、しつこいコバエやゴキブリなどの害虫に悩まされていませんか?市販のグッズを使ったり見つけるたびに対処したり、対策はしているものの中々数が減らない…という状況の方もいると思います。  とくに小さいお子さんやペットがいると、「薬剤は使わず自然のものでなんとかしたい」と思う方も多いはず。  そこでこの記事では、虫除け効果のあるハーブについて紹介していきます。合わせて、ハーブを使った虫を寄せ付けなくする方法も紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。  ハーブの虫除け効果について ハーブの虫除け効果について  「実際のところ、本当にハーブに虫除け効果はあるの?」と疑問に思っている方も多いと思います。  虫除け効果のあるラベンダーやゼラニウムなどのハーブには、虫が嫌がる成分や香りが含まれています。虫に対して忌避作用があるハーブを育てたり、ドライハーブにして室内に飾ることで、虫を寄せ付けなくすることができます。  中でもゼラニウムに含まれているシトロネラール、レモングラスに含まれているシトラール、ミントに含まれているメントールなどは特に虫が嫌がる成分だと言われています。  また、ハーブの効果はあくあまでも「虫除け」です。殺虫効果はありませんので注意しましょう。  虫除け効果のあるハーブ12選 それではさっそく、虫除け効果があるとされているハーブについて紹介していきます。効果のある虫や香り、見た目も様々違いますので、好みのものを探してみましょう。  1.ラベンダー ラベンダー  蚊や蛾などの害虫に効果があるとされているラベンダーは、「リナロール」という成分を多く含んでいます。このリナロールは防虫作用が高く、市販されている虫除けグッズにもラベンダーから抽出した成分が配合されているほど。  香りも良く人間にとってはリラックス効果もあるため、虫除けのハーブ選びに悩んだらまずラベンダーを選ぶのがおすすめです。  アース製薬 アース虫よけネットEX 玄関用 ラベンダーの香り 260日用 アース製薬 アース虫よけネットEX 玄関用 ラベンダーの香り 260日用  2.ゼラニウム(センテッドゼラニウム) ゼラニウム(センテッドゼラニウム)  ゼラニウムは防虫作用がある「シトロネロール」や「テルピネオール」を多く含んでおり、蚊やハエなどに効果があるとされています。  ゼラニウムにはいくつか種類があり、レモンの香りがするレモンゼラニウム、バラの香りがするローズゼラニウム、ペパーミントゼラニウムなどがあります。  香りも良く、花も鮮やかでキレイなので玄関先や窓辺で育てるのがおすすめです。  3.レモングラス レモングラス  レモングラスはイネ科の植物で、蚊やゴキブリ、ダニなどに効果があるとされており、防虫効果のある「シトラール」「シトロネラール」が含まれています。原産国のインドでは、古くから蚊帳に編み込まれたり、蚊除けとして使われてきました。  名前のとおりレモンのような香りで気分がスッキリできるため、リフレッシュしたいときにもおすすめです。  レモングラスの育て方【鉢植えで冬越しする方法】 レモングラスの育て方【鉢植えで冬越しする方法】 4.ペパーミント ペパーミント  ミントの香り成分である「メントール」が虫除け効果を発揮し、とくに蚊やアリ、ダニに効果があるとされています。  ミントの仲間であるハッカにも虫除け効果が期待できます。清涼感が強いため、気分をスッキリさせたいときや、暑い日に体感温度を下げるときなどにもおすすめです。  健栄製薬 ハッカ油 20ml 健栄製薬 ハッカ油 20ml  ダニは梅雨に大量発生! 害虫を知り尽くす「KINCHO」に聞く正しいダニ対策 ダニは梅雨に大量発生! 害虫を知り尽くす「KINCHO」に聞く正しいダニ対策 5.シトロネラ シトロネラ  スリランカ原産で、レモングラスと同様にイネ科の植物です。防虫作用がある「シトラール」や「シトロネラール」が多く含まれており、蚊やゴキブリ、ダニなどに効果があります。  香りもレモングラスと似ていますが少し甘く、消臭効果もあるためニオイが気になるところでアロマを焚いたりスプレーをかけたりするのがおすすめです。  6.蚊連草(カレンソウ) 蚊連草(カレンソウ)  蚊連草はゼラニウムとシトロネラをかけ合わせて作られたハーブです。そのため、蚊やハエ、ダニ、ゴキブリなど様々な害虫に効果が期待できます。  栽培も簡単で、よく日の当たる場所に置いて1週間に1回ほど水やりするだけ。ハーブやガーデニング初心者の方にもおすすめです。  7.ユーカリ・グロブルス ユーカリ・グロブルス  ユーカリの代表的な種類で、虫除け効果のある「1,8シネオール」という成分が豊富に含まれています。この1,8シネオールには、蚊やハエなどの害虫を寄せ付けない効果に加えて、抗菌作用もあるとされています。  清涼感のあるシャープな香りが特徴で、仕事や勉強前の集中力を高めたいときや、鼻詰まりを解消したいときなどにアロマオイルをかぐのがおすすめです。  8.ユーカリ・シトリオドラ(レモンユーカリ) ユーカリ・シトリオドラ(レモンユーカリ)  ユーカリの種類の1つで、防虫作用がある「シトロネラール」が主成分です。蚊やゴキブリなどの害虫に効果があります。  名前のとおり、レモングラスやシトロネラ系の爽やかな香りで、キッチンやリビング、寝室など場所を選ばず使うことができます。  9.ローズマリー ローズマリー  料理やお茶、化粧品など様々使われているローズマリーですが、実は防虫作用がある「カンファ―」を多く含んでおり、蚊などの害虫に効果があります。  この「カンファ―」という成分は、実は日本で昔から洋服の防虫剤として使われてきた樟脳(しょうのう)と同じ成分です。ローズマリーは比較的栽培しやすく、初心者の方にもおすすめです。  ハーブ ローズマリー 12cmポット【別送品】 ハーブ ローズマリー 12cmポット【別送品】  10.クローブ クローブ  クローブの主成分である「オイゲノール」には防虫・抗菌作用があると言われており、蚊を寄せ付けなくしたり、昔から伝染病の予防にも使用されてきました。スパイシーかつ甘い香りで、カレーやお菓子など様々な料理に使われています。  ただクローブのオイルやスプレーは刺激が強いため、皮膚には直接つけないように注意しましょう。  11.タイム タイム  魚料理に使われることが多いタイムですが、「チモール」という成分は蚊やハエ、ナメクジ、ゴキブリなどの害虫を寄せ付けない効果が期待できます。  ローズマリーと同じように育てやすく、料理が好きな方やハーブ栽培が初めての方にもおすすめです。  ハーブ タイム 12cmポット【別送品】 ハーブ タイム 12cmポット【別送品】  12.ティーツリー(ティートリー、ティートゥリー) ティーツリー(ティートリー、ティートゥリー)  オーストラリア原産のティーツリーには、防虫作用がある「テルピネオール」が含まれており、蚊などの害虫に効果があります。  他にも、カビの発生を抑える作用も期待できるため、梅雨から夏にかけて活躍するハーブです。  ハーブを使った虫除け方法 ここからは、上で紹介したハーブを活用した虫除け方法を紹介していきます。ハーブには虫除け以外にも、料理やお茶に使ったり気分をリフレッシュできる効果もありますので、状況に合わせて使い分けるのもおすすめです。  鉢植えやプランターで栽培する 鉢植えやプランターで栽培する  虫が気になる玄関やベランダ、室内などでハーブを育てる方法です。虫除け以外にも、毎日の成長やお世話を楽しんだり、料理やお菓子作りの際にすぐ摘むことができるメリットがあります。  種から育てることもできますが、手軽に楽しみたい方は苗から育てましょう。初めての方はまず1種類のハーブを育ててみて、慣れてきたら寄せ植えを楽しむのがおすすめです。  <育てやすいハーブ例> ラベンダー:寒さに強く、玄関先や庭など好きなところで栽培できる。 ペパーミント:寒さや暑さに強い。繁殖力が強いので、地植えの際は注意が必要。 ローズマリー:寒さや暑さに強く、1年中育てることができる。 タイム:寒さに強く育てやすい。 ハーブの詳しい育て方はこちらの記事を参考にしてみてください。  ラベンダーの育て方は?適した環境・苗の選び方や植え替え、増やし方など詳しく解説!  ミントは使いみちが豊富!品種や育て方のポイントから増やし方まで解説  ローズマリーの育て方|種類や栽培環境、お手入れのポイントと併せて解説!     ドライハーブを飾る ドライハーブを飾る  ハーブを乾燥させ、束にして部屋に飾ったり、サシェにしてクローゼットなどに置く方法です。部屋の雰囲気を壊すことなく、虫除けできるのがメリットです。  ドライハーブは花屋や雑貨屋などで売られていますが、栽培している方は簡単に手作りすることもできます。  <ドライハーブの作り方> 好きなハーブを適量摘み、電子レンジで加熱する。キッチンペーパーの上にハーブを並べ、500Wで約1〜2分様子を見ながら加熱する。 そのまま飾る場合、リボンで束ねて完成。 サシェにする場合は、ハーブと一緒に食塩や重曹をお茶パックに入れる。 好きなハンカチや布で包んだり、巾着袋に入れて完成。クローゼットや玄関などに置く。 アロマオイルやキャンドルを焚く アロマオイルやキャンドルを焚く  普段忙しくて栽培ができない方や、手軽に色々な種類の香りを使って、虫除け効果があるか試してみたい方におすすめの方法です。気分を変えたいときや、部屋をお気に入りの香りにしたいときに簡単に使うことができます。  アロマオイルの使い方も様々あります。  ボトルのフタを開けてそのまま香りを楽しむ アロマディフューザー(電気式、加湿器、スティックタイプなどがある)を使う アロマストーンやハンカチなどに垂らして使う キャンドルを使う場合は、まわりに燃えやすいものがないか確認してから注意して使うようにしましょう。  スプレーを吹きかける スプレーを吹きかける  もっと手軽に使いたい方は、市販のアロマスプレーを使うのがおすすめです。虫が気になるところや洋服に吹きかけたり、気分をリフレッシュしたいときにサッと使えるメリットがあります。  すでにアロマオイルを持っている方は、材料があれば簡単に手作りすることもできます。  <アロマスプレーの作り方> 空のスプレー容器に無水エタノール or 消毒用エタノールを約10ml入れる。 お好みのアロマオイルを5〜7滴ほど加え、容器を軽く振って混ぜる。 精製水 or 水道水を約90ml加え、フタをしめて混ぜて完成。 注意したいのがスプレー容器の材質。アロマオイルやエタノールはポリスチレンを変質させてしまうため、ポリスチレン製以外のものやアルコール対応のもの、もしくはガラス製のものを選ぶようにしましょう。香水の空ビンなどを再利用するのもおすすめです。  まとめ:ハーブを使って香りを楽しみながら虫除けする まとめ:ハーブを使って香りを楽しみながら虫除けする  いかがでしょうか。虫除け効果の高いハーブや、ハーブを使った具体的な虫除け方法を紹介してきました。虫除け効果や香りの好みは様々ありますので、実際に試して良いものを見つけてみましょう。  この記事を参考に、気分も爽やかに、わずらわしい虫も寄せ付けなくして、毎日気持ちよく暮らせるようになれば幸いです。

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