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2023年10月30日月曜日

ある日、突然「僕、パパが欲しい」と泣かれ…華原朋美が語る4歳息子との日々「今度のツアーには連れていきます」

2023/10/30(月) 11:00 Yahoo!ニュース 878 2020年9月、1歳になった息子と 華原朋美・公式Instagram(@tomomi_kakala)より 最近はフジテレビ「千鳥の鬼レンチャン」(日曜午後8時)でも人気の歌手・華原朋美(49)がインタビューに応じ、同番組や4歳の愛息、11月末から行う6年ぶりのツアーなどについて語った。また、ミュージックスクールを開校し、小中高生に歌を教える計画もあるという。 【写真を見る】「アツいちゅーを」ステージ衣装で息子を抱き上げる華原 落ち着いた母の顔も新たな魅力に 「華原朋美がこんなことを?」と思ってもらえたら オリコン週間順位で最高8位を記録した「keep yourself alive」(1995年)でのデビューから28年。華原はいまだ世間から「朋ちゃん」と呼ばれる。希有な存在だ。 「一時は『華原朋美と呼ばれたい』と思ったものですが、今は同じ時代を歩んだ方から、10代の方まで、みんなが『朋ちゃん』と呼んでくれることを嬉しく思うようになりました」(華原、以下同) 「朋ちゃん」と呼ばれる背景には「千鳥の鬼レンチャン」とTBS「ニンゲン観察バラエティ モニタリング」(木曜午後8時)に出演し、人気を博していることもあるだろう。 「鬼レンチャン」では、さまざまな出演者が特定の課題のクリアに挑む。歌手の場合、完璧な音程で歌声を披露する「サビだけカラオケ」だ。10曲連続で完璧に歌うと、100万円の賞金が出る。華原は見事に10曲連続で完璧に歌ったこともある。 一方、「モニタリング」は歌手が変装して一般人の前で歌い、歌声で本人と気づくかどうかを試す。華原は老婆の姿で「I'm proud」(1996年)などを歌い、聴衆を沸かせた。もちろん、みんな本人であることに気づいた。 「『モニタリング』で演じたり、歌ったり、楽しんで撮影させていただいたことに感謝しています。今では『えっ、華原朋美が、こんなことを?』と思ってもらえたらうれしいと感じるようになりましたし、それで笑ってほしい」 1回目の出演で「心配されるくらいの自己演出」 「鬼レンチャン」では、華原が課題曲を完璧に歌い終えた後に叫ぶ言葉や奇想天外なダンスがウケている。 「この番組は歌がメインですので、緊張感の中でやっています。だけど、緊張感ばかり出していては観ている方まで緊張してしまうので、歌い終えたら、正直な気持ちを言葉にしたり、ダンスで表したりしているんです」 7月の特番「FNS27時間テレビ」内での「サビだけカラオケ」スペシャル版では、元交際相手で師匠でもある小室哲哉氏(64)に向けて「小室さぁーん、大好きだよー! 小室さぁーん、ありがとう!」と感謝の言葉を叫んだ。過去の恋愛でありすでに終わった話とはいえ、ウケた。もはや「鬼レンチャン」に欠かせない存在だ。 「お声掛けいただけるようになったのは、1回目の出演で暴れたからかもしれません。心配されるくらいの自己演出をしましたから(笑)」 正直なところがウケるようだ。 「ありがたい話ですね、『鬼レンチャン』には心から感謝しています」 小室氏との別離で傷ついて「故障した」 かつては線の細いイメージがあったが、今はたくましい印象を受ける。 「振り返ると、あのころは小室哲哉さんとの別れが相当、辛かったんだと思うんですよ」 華原と引退した安室奈美恵さん(46)、TRFらは小室ファミリーと呼ばれる一方、華原は小室氏と1995年から約3年間交際していた。華原は小室氏との別離後に傷ついていたころの自分を「故障した」と表現する。 「故障したことで、強くなったと思いますよ。傷つかないと分からないことって、ありますからね。でも小室さんにはたくさんの名曲をつくっていただき、とても感謝しています」 今は前だけを見ているようだ。 「現実は受け入れなくてはならないという気持ちが強くなりました」 2023年からは個人事務所「株式会社オフィス華原」の代表取締役でもある。強くなくては、やっていけない。 「『今、私が活動しないでどうするんだ』と思っています。年内には『華原朋美ミュージックスクール』も作ります。歌を教えたい。これから歌手になりたいと思っている子供たちに、私自身が28年間学んできたことを教えていきます。私のステージで一緒に歌ってくれるようになったらと思っています」 「僕、パパがほしいんだ」…愛息に泣かれて再婚を意識 1児の母親でもある。2019年に男児を出産し、シングルマザーになった。その後、2021年に別の男性と結婚したが、詐欺に遭い、2021年に離婚した。 「息子は今、4歳。本当にかわいい。ママをやりながら、お仕事をして、生活しているのが、凄く楽しい。息子は能天気なくらいに明るいところが私と似ています(笑)。ベビーシッターさんに預けて仕事に出掛ける時、息子は『ママいってらっしゃい。上手に歌ってくるんだよ』と言ってくれるんです。ベビーシッターさんにお任せ出来るのはとてもありがたいのですが、正直さびしいです」 それでいて甘いばかりの母親ではないようだ。 「息子がやってはいけないことをやった時は目力で叱ります。例えば最近、私のことを叩いたのです。人のことを叩くのはいけないことだと教えなくてはなりませんので、その時は鬼のような目力で伝えました。私が涙を流しながら伝えることもあります」 華原流教育法とは? 「今は人生で一番大切な成長期ですので、本人がやりたいことは何でもやらせています。例えばパズル。大好きなんです。2歳の時には4歳児用のパズルが終わっていたんですよ。今は10歳児用のパズルにチャレンジしてるんですが、次は大人用のパズルになってしまうので、探すのが大変そうです(笑)」 息子に新しいお父さんが出来る可能性もあるのだろうか。 「そうですね。息子がある日突然、目から溢れんばかりの涙を浮かべて、『僕、パパがほしいんだ』と言ってきたことがあり、その時から再婚も考えるようになりました」 歌唱中に愛息がステージに上ってくることも… 6年ぶりのツアー「華原朋美LIVE2023 ~♡LOVE IS BEST♡~ Presented by WOWOWプラス」が控えている。準備は始めている? 「はい。これは私流のやり方なのですが、1度あえて声を潰し、新しい喉をつくるんです。一方でジムやボイストレーニングにも通い、体力づくりもしています。息子とお風呂に入った時にも歌を聴いてもらっています。お風呂で歌うと喉が加湿された上、声がよく響き、なぜか上手く歌えるんですよね(笑)」 「I BELIEVE」(1995年)や「I'm proud」(1996年)、「Hate tell a lie」(1997年)など過去の全ヒット曲を歌う。この3曲は小室氏のプロデュースだ。 「小室さんの楽曲はお客さんへの伝わり方が違うんですよ。(それぞれの楽曲には)ファンの皆さんにもいろいろと思い出があるはずですので、それも感じてもらいたいです。期待を裏切らない華原朋美でいきたい(笑)。MCも楽しんでいただきたいですね。皆さん、『鬼レンチャン』や『モニタリング』を見て下さっているので、そのことも話せたらいいなと思っています。私のMCはいつも長くて、巻きが入ってしまうんですが(笑)」 ツアー会場は11月26日が横浜 関内ホール(神奈川)、同30日が水戸市民会館(茨城)、12月1日がかつしかシンフォニーヒルズ(東京)、同6日がなかのZERO(同)、同15日が相模原市民会館(神奈川)。どの会場も初めてだという。 「はい。いろんな方とお会いするのが楽しみです」 息子と別れ、ツアーに出るのは辛そうだが、大丈夫なのだろうか? 「連れていきます。ただ、私が歌っている時にステージに上ってきてしまうこともあるので、その時は皆さんどうぞよろしくお願いします(笑)」 華原朋美(かはら・ともみ) 1974年8月17日生まれ、千葉県出身。1995年に歌手デビューし、「I BELIEVE」「I'm proud」などがミリオンヒットに。「NHK紅白歌合戦」にも5回出場した。ライブツアー「華原朋美LIVE2023 ~♡LOVE IS BEST♡~ Presented by WOWOWプラス」(https://www.wowowplus.jp/entertainment/event/tomomikahala2023/)は11月26日の横浜 関内ホール(神奈川)からスタートする 高堀冬彦(たかほり・ふゆひこ) 放送コラムニスト、ジャーナリスト。大学時代は放送局の学生AD。1990年のスポーツニッポン新聞社入社後は放送記者クラブに所属し、文化社会部記者と同専門委員として放送界のニュース全般やドラマレビュー、各局関係者や出演者のインタビューを書く。2010年の退社後は毎日新聞出版社「サンデー毎日」の編集次長などを務め、2019年に独立。 デイリー新潮編集部 新潮社

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