レクサス新型「スーパーカー」豪でも初公開! 絶えず反響も
レクサスのオーストラリア法人は、2023年11月上旬まで開催されたメルボルンカップ・カーニバルで、レクサス「LFA」の後継機ともいわれる新型「Electrified Sport Concept(以下エレクトリファイドスポーツ)」の実車を展示しました。
同市場では初披露の新型エレクトリファイドスポーツに、日本のSNSユーザーから反響が集まっています。
世界を巡っているレクサス「エレクトリファイドスポーツ」
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エレクトリファイドスポーツは、レクサスの電動化のポテンシャルを最大限に活用し、走る喜びを提供する「Lexus Electrified(レクサス エレクトリファイド)」というブランドビジョンに沿ったBEV(バッテリーEV)の次世代スーパースポーツカーです。
2021年12月にトヨタが日本で開催した「BEVに関する説明会」で世界初公開されましたが、その位置づけとして、レクサスが2009年に500台限定で発売し、伝説的存在となったスーパースポーツモデル「LFA」の後継モデルなどともいわれ、“LFA2”などと呼ばれることもあります。
エレクトリファイドスポーツのデザインは、カリフォルニア州のデザイン施設「CALTY(キャルティ)」でデザインされました。
極端に長いロングノーズの美しいスタイルをまとうデザインとなっていますが、レクサスブランドで象徴的な、糸巻きの形を模したグリル「スピンドルグリル」は存在しません。
新型RXやRZなどの最新のレクサス車から始まった、ヘッドライト周りなど含めプロポーション全体で示すフロントアイデンティティ「スピンドルボディ」の新たな表現ともみられます。
バッテリーは全固体電池を採用し、0-60mph(0-96km/h)加速のタイムは2秒台前半、航続距離が430マイル(約692km)を超えるスペックとなることを想定されます。駆動方式は電動パワートレインのダイナミックなポテンシャルを最適化する「DIRECT4」を搭載します。
さらに、ハンドルと前輪の機械的な接続をなくしたステアバイワイヤシステムとして、異形ステアリングの「ワンモーショングリップ」を採用。これにより、より簡単かつ正確に操作可能になることで新たなドライビングが体験できることに加え、低速域での俊敏性や高速走行時の安定性向上も期待されています。
そして、“BEV用のMT(マニュアルトランスミッション)”を搭載する可能性もあるといいます。実はレクサスは、この“BEV用MT”をすでにUX300eのテスト車両に搭載して走行する映像を公開しており、その開発はかなり進んでいるようです。
動画を見ると、シフトチェンジとともに走行サウンドが変化するなど、通常のMTと同じような感覚を味わうことが可能となっており、BEVであっても、走りの楽しさを味わえる工夫が凝らされているようです。
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エレクトリファイドスポーツは登場する度に毎度反響を集めており、今回実車展示された様子を見た日本のSNSユーザーからは、「エクステリアがすばらしい」「他に似ているものがないにもかかわらず、ちゃんとかっこいい」などデザインを称賛する声が多数集まっています。
なかには「オートサロンや、モビリティショーにも展示してくれれば良かったのに…」とイベントでの展示を要望する声も。
また「価格は1億くらいになるのでしょうか」「めっちゃかっこいい…多分買えんけど」「いくらくらいするのかなー」「買える値段なら、買いたい」など、価格に興味を示す声もありました。
エレクトリファイドスポーツの市販化について詳細な情報は語られていませんが、今後の動向に注目が集まります。
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