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2024年2月29日木曜日

京都府、次世代公衆無線の実験 場所ごとの再設定不要。2024年2月29日 5:00

https://www.nikkei.com/prime/tech-foresight/article/DGXZQOUC276DV0X20C24A2000000?n_cid=NPMTF000P_20240229_a18

https://www.nikkei.com/prime/tech-foresight/article/DGXZQOUC276DV0X20C24A2000000?n_cid=NPMTF000P_20240229_a18


デジタルサイネージの設置場所(出所:京都スマートシティ推進協議会)
京都スマートシティ推進協議会、新世代公衆無線LAN(OpenRoaming)の普及ワーキンググループ、京都府、京都高度技術研究所(ASTEM)、シスコシステムズ、及びLocal24(京都市)は、新世代の公衆無線LAN「OpenRoaming」を京都府で提供する実証実験を開始した。府内の主要観光地や交通拠点に設置した14カ所のデジタルサイネージで提供する。実証期間は2024年1月22日から同年3月末までの予定。
OpenRoamingは、公衆Wi-Fiサービス関連事業者の業界団体であるWireless Broadband Alliance(WBA)及びその参加企業が共同開発した国際的なWi-Fi相互接続基盤。モバイル端末が無線LAN のアクセスポイントを自動で探知して接続できる。一度接続設定を済ませれば、世界中のOpenRoaming対応Wi-Fiに自動接続できる。従来の一般的な公衆無線LANは、場所が変わるたびにログイン画面からWi-Fi接続の設定をする必要があった。
この実証実験はOpenRoamingの潜在利用者数を可視化するのが目的。京都府の自治体などへの普及を推進する際の参考資料にする予定だという。
(日経クロステック/日経コンピュータ 国司理紗子)

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