https://news.yahoo.co.jp/articles/d83bfc02d3751810c66b5b1e4a54a02deec81dab
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子育て世帯を支援するため、東京都品川区は31日、区立小中学校と義務教育学校の児童・生徒が使う学用品を新年度から全額無償化すると発表した。所得制限は設けず、関連費用約5億5000万円を区の新年度一般会計当初予算案に盛り込む。
学用品費は就学援助制度などによって、生活保護の受給世帯などを対象に各自治体が援助しているが、所得制限を設けず、全児童・生徒分を完全無償化するのは全国でも珍しい。
無償化は、区内に46校ある区立学校に通う小学1年~中学3年生が対象で、計約2万4000人に上るという。無償化する学用品は、授業で使う絵の具や習字セット、彫刻刀、学習ドリルといった副教材を想定している。
文部科学省が2021年度に実施した調査によると、公立小学校に通う子どもを持つ保護者が年間で負担する学校教育費は子ども1人当たり平均6万5974円に上った。このうち、学用品などに対する支出が最も多い2万4286円となっている。
品川区は今年度から、区立小中学校での給食費無償化を実施しており、学校にかかる家庭の経済負担をさらに減らしていくため、学用品の無償化を決めた。
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