長期間の入院生活の中で小澤さんは「病気になったことにも意味がある」と考えるようになったという。家族からの支えもあり、元気になったら経験を伝えたいという思いを目標に治療に励んだ。微熱や疲れといった初期症状のシグナルや、治療中の脱毛の体験などを時にユーモアを交えながら話し、参加者は熱心に聞き入っていた。
イベント終了後に小澤さんは「病気は第二の人生のスタート。誰かの役に立てるよう、今後も自身の経験を伝えていきたい」と笑顔で話していた。
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