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2024年10月25日金曜日

トヨタ本気の「小さな高級車プログレ」がロードノイズもエンジンも静かで壊れにくくてスゴい! めちゃ豪華な「本革×本木目」内装を採用! 小型車に「クラウン品質」取り入れた“直列6気筒エンジン”搭載モデルとは!

トヨタ本気の「小さな高級車」がスゴい! めちゃ豪華な「本革×本木目」内装を採用! 小型車に「クラウン品質」取り入れた“直列6気筒エンジン”搭載モデルとは!

トヨタ本気の「小さな高級車」がスゴい!

 トヨタブランドの高級セダンといえば、「クラウン」や「セルシオ」、「マークX」など、大きめのボディを持つモデルが多く挙げられます。

 

 しかし中には、意外なほど小さなボディを採用し、かつ高い評価を受けた小型高級セダンも存在しました。

トヨタ本気の「小さな高級車」がスゴい!
トヨタ本気の「小さな高級車」がスゴい!

 そのモデルこそが、「小さな高級車」というキャッチコピーを持ち、1998年5月にデビューした4ドアセダン「プログレ」です。

【画像】超カッコいい! これがトヨタ本気の「小さな高級車」です!(16枚)

 同車はキャッチコピーのとおり、高級セダンでありながらコンパクトなボディサイズとなっているのが特徴。

 全幅は5ナンバー規格に収まる1700mmとし、全長も4500mmと短めで、当時販売されていた10代目クラウンよりも300mmも短く設計されています。

 エクステリアも個性的で、丸型と縦型の2種類のライトを組み合わせたフロントマスクは、見るものに強い印象を残すもの。

 サイドやリアのデザインも全体的に重厚感があり、コンパクトな大きさではあるものの、存在感はラージサイズセダンに引けを取りません。

 またプログレは、ホイールベースを広く取ることで車内空間の確保にも成功。5ナンバーサイズとは思えない居住性を実現しています。

 グレードに関わらず上質なシートを採用し、上級グレードでは本革張りシート、廉価グレードでも座り心地のよいファブリックシートを装備。

 さらにオプションではあるものの、ウォールナットの本木目を使用したパネルやシフトレバーノブなどを装備したパッケージも用意されていました。

 安全装備も当時最高レベルのものが搭載され、全てのグレードにデュアル&サイドエアバッグ、ブレーキアシスト、ABS、プリテンショナー&フォースリミッター付きシートベルトを標準装備。

 このように、上質なインテリアと充実した安全装備はプログレの大きな魅力でした。

 そんなプログレはパワーユニットに、3.0リッター直6DOHCエンジンおよび2.5リッター直6DOHCエンジンを搭載。排気量が5ナンバー規格の2リッターを超えるため、ナンバー分類は3ナンバーとなります。

 当初はトランスミッションが4速ATのみで、駆動方式もFRモデルだけでしたが、マイナーチェンジでフルタイム4WDや5速ATモデルを追加するなど選択肢を追加。

 最終的には10グレード展開まで拡大しました。

 狭い道が多く、大型セダンの取り回しに苦労する都市部に最適な高級セダンとして高評価を受けたプログレは、2001年に姉妹モデル「ブレビス」も発売します。

 しかし、セダンというボディタイプ自体の人気が徐々に低下しつつある時代だったこともあり、2007年をもってブレビスと共に販売は終了してしまいました。

※ ※ ※

 このように、コンパクトサイズでありながらも大型セダンに匹敵する広さと快適性、上質な内外装を備えたプログレ。

 販売面では苦戦しましたが、今でも高く評価する声があり、中古市場でも状態が良ければ100万円近い価格で取引されています。

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