- 2015/11/30
- AFPBB News
スモッグに覆われた中国東部の江蘇省連雲港の高層マンション(2015年11月30日撮影)
【AFP】中国北部は30日、今年最悪レベルのスモッグに見舞われた。首都北京の大気汚染レベルは安全基準の22倍に達し、フランス・パリで気候変動に関する世界的な会議が開かれる前夜、北京当局は2番目に高いレベルの大気汚染警報を発令した。
米大使館によると、北京では肺に深く入り込む2.5ミクロン以下の微小粒子状物質(PM2.5)のレベルが1立方メートル当たり560マイクログラムを超え、世界保健機関が推奨する上限である同25マイクログラムの22倍に達した。
当局の統計によると、近郊の河北省にある複数の都市でも、PM2.5のレベルが同500マイクログラムを大幅に超過、WHOが定めた上限の20倍以上となった。【翻訳編集】AFPBB News
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