細胞は年齢とともに衰えていきます。美肌や美髪を守るためにも、細胞によい働きをする食材を意識してとり入れていきましょう。
今回ご紹介するのは、細胞を若返らせてくれる成分の「核酸」がたっぷりな食材3つ。いつまでもキレイでいるためにも、ぜひとり入れたい食材です。
「核酸」ってなに?
細胞の材料は「タンパク質」と「核酸」です。人間は数えきれないほどの細胞によってつくられ、その細胞は生まれ変わりを繰り返しています。しかし、それは年を重ねると衰えてしまうので、タンパク質と核酸は年齢とともにより重要になります。
タンパク質はお肌にもよいので、すでに積極的に摂取している人も多いかもしれませんが、核酸の存在について知っている人は少ないのではないでしょうか?
「お魚やお肉、そして豆類を食べていればタンパク質不足にはなりにくい」――と思うかもしれませんが、じつはこれでは“細胞の生まれ変わり”のためにはちょっとパワー不足。核酸が含まれる食材も意識すれば、細胞から若返ることができますよ。
核酸の効果とは?
核酸は美肌と美髪に効果のある成分ですが、その理由は細胞の生まれ変わりの頻度に秘密があります。皮膚や頭皮は、細胞の代謝がとても活発な場所。そのため核酸がたくさん使われていき、目に見えて変化がわかります。
内側から若返っているのに見た目もキレイになれるなら、ぜひ核酸の入った食材を摂取したくなりますよね。
核酸が含まれる3つの食材
若返り食材1: 焼きのり
海苔は焼くことによりうまみが増します。その理由は、焼かれることによって細胞壁が変化し、強い風味が出てくるようになるからです。そしてこのとき、核酸も増加しているのです! 焼いて食べれば、より多くの成分をとり入れることができるのです。海苔を食べるなら焼きのりを選びましょう。
若返り食材2: 味噌汁
うまみ成分がたっぷりな味噌汁は、核酸もたくさんとれます。鰹節や昆布、煮干しから出る出汁に多くの成分が含まれていますが、なかでも「いりこ」にはより多くの核酸が含まれているので、出汁をとるならいりこがおすすめです。また、具材にも海藻類を入れるとより効果が高くなりますよ。
若返り食材3: レバー
肉類のなかでも比較的安価で購入できるレバー。家計にもうれしく核酸も摂取できるのでおすすめ食材のひとつです。
また、レバーは肝臓によい食材で有名ですよね。肝臓機能の低下は核酸の生成が弱まることにつながるので、レバーで内臓も強化でき、より成分の吸収率をアップさせことができます。
ほかにもうれしい効果が!
いかがでしたか? これまでお話したもの以外にも、核酸によるうれしい効果は、ほかにもたくさんあるんですよ。
夏になると体の機能が低下して疲れやすくなりますよね。疲れは体内で活性酸素が増え、細胞が傷つけられることで感じるようになります。疲れを感じているときは、免疫力が低下したり、頭の働きも鈍ってきてしまうので、細胞を活性化しなければなりません。そこで核酸をとれば、細胞を若返らせ、夏にも負けない健康体を得ることにつながります。
また、痩せたい女子にはうれしい肥満防止の効果も! 核酸は代謝を活発する原料となってくれるので、ダイエット中の人にも注目の成分となるのでは?
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