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RPA導入に立ちはだかるいくつもの壁。試験導入開始前に方策を立てておかないと失敗することも
RPAは新しい技術なので素晴らしい点が協調されがちですが、検証を十分にせず、安易に導入してしまうと最悪情報流出や納期遅延などの重大なトラブルを引き起こすリスクがあります。また、新しいことをやろうとすると反対意見が出るのは世の常です。しっかりと事前シュミレーションや環境整備を行うことが大切だと感じています。
【RPA補助金】RPA導入で「IT導入補助金」が最大50万円受けられる場合あり
RPAツール導入に立ちはだかるコストの壁 RPAツールの検討を始めるといくつもの壁があることに気付き始めます。社内の無関心、代理店担当者からふいに飛び出す聞きなれない専門用語、IT部門からのセキュリティに関する質問攻めなど…。また、コスト
管理人が直面した壁。社内の申請書等がほぼ紙で行われており、RPAが使えない!
RPAの導入案を立案するにあたり、まずRPA化したい業務、RPA化できそうな業務を列挙しました。
・出張精算書の金額照合
・社員向け物品(ストラップ、制服など)の注文受付・発注・給与徴収
・住所変更届と通勤費の計算、人事マスタへの入力
・社員向け物品(ストラップ、制服など)の注文受付・発注・給与徴収
・住所変更届と通勤費の計算、人事マスタへの入力
などです。いずれもRPA化により効率化が期待できる業務例として出てくるものばかりです。この作業がなくなれば月数時間の工数削減になる!と嬉しくなってきました。
ところが・・・
RPAベンターとの打ち合わせ前にふと気付きました。
RPAベンターとの打ち合わせ前にふと気付きました。
「全部、社員が紙に手書きで書いて申請している!RPA化するためにはデータ入力は残る…」
紙帳票だとRPA化しても人の手によるデータ入力作業は残ってしまう
大企業、先進企業に勤務されている方はびっくりされるかもしれませんが、中小企業ではいまだに紙帳票が多い、という会社が相当あると思います。管理人の現在の職場はつい最近まで紙で出勤時間と退勤時間を記入して張り出していました。
「紙のがいつでもかけて、みれて便利だから」
「紙じゃないと上司のハンコが押せないじゃないか」
「メールで送られると見落とすから」
「紙じゃないと上司のハンコが押せないじゃないか」
「メールで送られると見落とすから」
そんな理由で紙を使い続けていたりします。
紙帳票だとRPA化しても人の手によるデータ入力作業は残ってしまいます。
紙帳票だとRPA化しても人の手によるデータ入力作業は残ってしまいます。
特に厄介なのが労務における社会保険関係の申請書
他にもRPA化の障壁となってくるのが「労務における社会保険関係の申請書」です。新規入社があると、労務担当者は以下加入申請をハローワーク等に提出しています。
・厚生年金
・健康保険
・雇用保険
・健康保険
・雇用保険
また退社があると離職票を書いて提出したりしていますが、紙で書いてハローワークや関係機関に持参もしくは郵送しているケースがほとんどです。入退社が多い会社の場合、その都度、社員一人一人の
・氏名(フリガナ)
・郵便番号
・住所
・生年月日
・マイナンバーもしくは基礎年金番号
・給与履歴
・郵便番号
・住所
・生年月日
・マイナンバーもしくは基礎年金番号
・給与履歴
などを手書きする必要があります。かなりの工数がかかっている場合がほとんどです。
労務担当者からも
社会保険関係の申請書を手書きするのが本当にストレス
帳票は違うけど書いていることはほとんど一緒でなんとかならないの~、て思うよ
帳票は違うけど書いていることはほとんど一緒でなんとかならないの~、て思うよ
と聞いていたため、何とかできないか考えましたが、どれも紙での申請となっておりRPA化できるのか不安になりました。
社会保険関係手続の電子申請があった!
労務担当に申請用紙が紙であることがネックでRPA化で大きな効率化ができないかもしれない、と伝えに行ったところ、それなら…といってあるパンフレットを見せてくれました。
電子申請、ってのがあるってハローワークで紹介された。
初期申請が煩雑って聞いてよく読んでなくて…。
よかったらあげるよ。
初期申請が煩雑って聞いてよく読んでなくて…。
よかったらあげるよ。
パンフレットには「雇用保険関係手続き 電子申請のご案内」とありました。
席に戻っていろいろ調べてみると検討の価値がありそうでした。労務担当とも相談し、RPA化を見据えて電子申請化を検討していこう、ということになりました。
最寄のハローワークに問い合わせたところ、無料の説明員を派遣してもらえることになりました。
説明を聞いたらまた、その詳細もこちらに記載します。
説明を聞いたらまた、その詳細もこちらに記載します。
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