https://news.yahoo.co.jp/articles/213bdb11621fdabb6dc21db4438dd582c4029bee
シェアしました。
中外製薬は25日、同社が開発した抗リウマチ薬「アクテムラ(トシリズマブ)」が、新型コロナウイルスの治療薬として、米食品医薬品局(FDA)の緊急使用許可を取得したと発表した。
【図解】ワクチンを「接種しないつもり」と答えた人の割合
対象となるのは人工呼吸器をつけた入院中の重症患者。日本では年内の承認申請に向けて厚生労働省と協議している。
アクテムラは、炎症を起こすたんぱく質の働きを阻害する抗体医薬品。親会社のスイス製薬大手ロシュが行った臨床試験(治験)は主要評価項目を達成しなかったが、英国で行われた治験では死亡リスクの軽減が認められるなど相反する結果が出ていた。
緊急使用許可はロシュの米子会社が申請していた。アクテムラは抗リウマチ薬としては各国で承認済み。新型コロナへの効果も期待されるとして、多くの臨床現場で使用されている。
0 件のコメント:
コメントを投稿