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ダイワハウスの評判や口コミと、家づくりのプロから見た特徴と4つの注意点
ダイワハウスは最近では、宣伝に力を入れており、テレビCMなどで見かける機会も多いと思います。
起用される俳優も「役所広司」さんから「竹野内豊」さんに変わったり「松坂桃李」さんに変わったりと、他のハウスメーカーとは違い、コメディータッチで描かれているので、印象に残りやすいものとなっています。
では、ダイワハウスに依頼すると一体どんな家を建てられるのでしょうか?
今回の記事では、ダイワハウスの特徴や、ダイワハウスに依頼するとどんな家が建てられるのかまで、良いことも悪いことも包み隠さず書いていこうと思います。
ダイワハウスに依頼するときにどのような点に注意しなくてはならないのかまで、詳しくお話ししていきますので、ダイワハウスを検討されている方は是非、一度読んでいただき、注意して進めていただければと思います。
今回の記事を参考に、あなたの理想とする家づくりへ一歩でも近づけていただけたら、私としてはそれ以上に嬉しいことはありません。
ハウスメーカーの比較記事について
ハウスメーカーの比較記事では、住宅会社選びで失敗しないために、それぞれのハウスメーカーの特徴やポイント、オススメな人などについてお話ししています。
今回の記事では、ダイワハウスについてお話ししていきます。
プロの目から見てダイワハウスはどのようにうつっているのか、ダイワハウスを選ぶ理由をはじめ、ダイワハウスがオススメな人、ダイワハウスの印象などをお伝えしていきます。
雑誌などの大手メディアには記載されない、もしくは書くことができない内容を含め、ダイワハウスについてどこよりも詳しく、プロの目から見た率直な意見をできる限り中立的な立場でお話ししていきます。
記事を読んでいただくことで、これから家づくりをされる方の住宅会社選びの参考にして頂ければ幸いです。
注文住宅をご検討中の方へ
注文住宅は一生に一度と言われるほど大きな買い物です。
そのため、できるだけ失敗をしたくないと思うのが本音だと思います。
注文住宅で家を建てた多くの方とお話しして思うのが、家づくりの失敗を避ける1番の方法は、十分に時間をかけ比較検討を重ねることだと思います。
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ダイワハウスはどんな会社なのか?
正式社名:大和ハウス工業株式会社
設立:1947年3月4日
ホームページ:https://www.daiwahouse.co.jp/jutaku/
ダイワハウスの正式社名は大和ハウス工業株式会社です。
現在のハウスメーカーの先駆け的存在で、1959年に工場生産したパネルを現場に運び組み立てる「ミゼットハウス」を売り出したのが、ダイワハウスのハウスメーカーとしての始まりです。
また、ミゼットハウスは、ハウスメーカーの元祖とも言われており、いわゆる工業化住宅(プレハブ工法)は、ここから始まったとも言われています。
その後、高度経済成長の中で、少しずつ人々の生活が豊かになり、人々の関心がそれまでの借家住まいから持ち家に向いていく中で、国家プロジェクトとして大量生産が可能な工業化住宅を推し進めていった結果生まれたのが、現在のハウスメーカーです。
ダイワハウスはデベロッパー色が強い
ダイワハウスは売上高自体は積水ハウスよりも上ですが、注文住宅部門だけで見るとナンバーツーのハウスメーカーとなります。
ただし、ダイワハウスの最近の動きを見る限りでは、注文住宅に力を入れているというよりも、分譲マンションやロードサイド型店舗事業に力を入れており、ハウスメーカーというよりは、どちらかというとデベロッパーよりな傾向があります。
タレントの起用でブランドを確立した会社
ダイワハウスの注文住宅では、元々は商品開発に建築家を起用していましたが、思うように伸びず、テレビCMでタレントを起用したりなど、話題をつくるような形でダイワハウスの住宅商品を売り出したところ、ハウスメーカーとしてのブランドを確立できた会社です。
ダイワハウスは積水ハウスのように、TVCMを使ったイメージ戦略がうまく、最近のテレビCMでは役所広司さんや竹野内豊さんなどタレントを起用したテレビCMで話題を作っています。
以前は俳優の役所広司さんを起用し、「ダイワハウチュ」というようなコメディータッチのCMで印象付け、住宅会社としての知名度が上がり、現在は竹野内豊さんの「天井が高い家っていいよね」のTV-CMで業績を伸ばしています。
ダイワハウスの住宅商品について
住宅商品としては鉄骨系の「xevo Σ(ジーヴォ・シグマ)シリーズ」をはじめ、重量鉄骨造で首都圏限定の「skye(スカイエ)」木造住宅の「xevo GranWood(ジーヴォ・グランウッド)シリーズ」などがあります。
積水ハウス、ダイワハウス、ヘーベルハウス、パナソニックホームズは、鉄骨系の大手4大ハウスメーカーと呼ばれています。
それぞれの家づくりには特徴や違いがあり、できることやできないことがはっきりと分かれています。
ここであげた鉄骨系の4大ハウスメーカーについては下記にリンクを貼っておきますのでリンク先の記事も参考にしてください。
>>>積水ハウスの評判や口コミと、家づくりのプロの目から見た10の特徴
ダイワハウスの特徴は何?
では、ダイワハウスのハウスメーカーとしての特徴はどのようなところにあるのでしょうか?
ダイワハウスの主な特徴を下記でお話しします。
1:老舗ハウスメーカーならではの信頼と実績
ダイワハウスは、ミゼットハウスに見られるように、工業化住宅の先駆け的なハウスメーカーで、ハウスメーカーの黎明期(れいめいき)から工業化住宅の技術開発に取り組んでいます。
そのため、老舗ハウスメーカーならではの長年培ってきた技術開発、信頼性、裏付けされた実績は大きな安心感と言えると思います。
2:テレビCMによりブランドが広く認知されている
ダイワハウスは、タレントを起用したテレビCMが非常にうまいです。
役所広司さんでお馴染みの「ダイワハウチュ」や、竹野内豊さんの「天井が高い家っていいよね」シリーズを放映したり、鉄骨造で天井が高い「xevo Σ(ジーヴォ・シグマ)」の魅力を印象付けています。
ブランドが、広く認知されているので、住宅商品としてのイメージは良く、建てる家もブランドが大事だという方にはいいと思います。
3:経営基盤がしっかりしており、大手ならではの安心感がある
家は建てて終わりではありません。家を建ててからも住み続ける限り、手入れをして長く付き合っていく必要があり、しっかりしたアフター(保証)を受けられるように住宅会社の経営状況まで見ておく必要があります。
保証は、会社が倒産してしまうと切れてしまうので、経営基盤がしっかりしている住宅会社を選ぶことは非常に大切です。
経営体制が盤石であるかどうかも家づくりのメーカーを選ぶ上で大切な要素になりますが、ダイワハウスは経営基盤がしっかりとしているため、大手ならではの安心感を得ることができます。
また、ダイワハウスグループ自体が大きいものとなりますので、よっぽどのことがない限り保証が受けられなくなることは、あまり考えられないと言えます。
4:軽量鉄骨から重量鉄骨、木造住宅まで商品ラインナップが豊富
ダイワハウスは、「xevo Σ(ジーヴォ・シグマ)」の軽量鉄骨をはじめ、首都圏限定の都市型住宅「skye(スカイエ)」、その他「平屋住宅」や「和風住宅」など様々なタイプの家づくりに対応することができます。
5:ダイワハウスの独自の耐震技術「xevo Σ(ジーヴォ・シグマ)」
ダイワハウスは木造もやっていますが、元々は鉄骨から始まった経緯があり、鉄骨系のメーカーにあたります。
ダイワハウスの鉄骨住宅では構造に「xevo Σ(ジーヴォ・シグマ)」が採用されており、ダイワハウスで注文住宅を進める場合「xevo Σ(ジーヴォ・シグマ)」を選択することができます。
木造住宅でいう「筋交い」のことを、鉄骨住宅では「ブレース」と言いますが、ダイワハウスの鉄骨住宅ではこのブレースの部分の接合部が「Σ(シグマ)」の形をしているため「xevo Σ(ジーヴォ・シグマ)」と名前がつけられています。
詳しくは後ほどお話ししますが、xevo Σ(ジーヴォ・シグマ)の特徴は大きく言って3つです。
・1:高い天井高を取れる
xevo Σ(ジーヴォ・シグマ)では2m72cmの天井高を取ることができます。
・2:建物の揺れを抑える工夫がされている
鉄骨住宅の弱点の一つは揺れです。
実は、鉄骨は木造よりも軽いため地震時などに大きく揺れます。この鉄骨の揺れを、xevo Σ(ジーヴォ・シグマ)では、エネルギー吸収型耐力壁「D-NΣQST(ディーネクスト)」で抑えるように工夫がされています。
・3:外張り断熱使用になっている
鉄骨住宅の最大の弱点は内外部の温度差で生じるヒートブリッジと呼ばれる現象です。
ダイワハウスではこの弱点を抑制するために「外張り断熱(※厳密には外断熱ではない)」という独自の断熱方法を取っています。
6:床の仕様をALC版に変更できる
ダイワハウスでは、標準では床の仕様が木質パネルになっていますが、オプションで、遮音性の高いALC版に変更することができます。
ALC版は、日本では通称「ヘーベル版」と呼ばれている断熱性・耐火性に優れた軽量気泡コンクリートのことで、木質パネルよりも密度が高いため、遮音性が高くなります。
7:鉄骨造のため言われているよりも自由度は少ない
鉄骨造は、間取りが制限されます。
どのハウスメーカーにも共通して言えることですが、ある程度決められた間取りの中で設計をしていく必要があります。
ダイワハウスに限らず、鉄骨メーカーはテレビCMなどで、間取りの自由度が高いとイメージづけられるような打ち出し方をしていますが、実際は様々な制約がある中で進められていく形になります。
そのため、思ったよりも自由な間取りにできないと思います。
ハウスメーカーは工業化住宅なので、大量に生産するための技術を採用しています。
そのためどこのハウスメーカーも、間取りなどを完全に自由に決められるわけではありません。
ではどのように進めていくのかというと、各住宅会社の規格に則った形でパーツを選択し、家づくりを進めていきます。
完全自由設計の家づくりをされたいのであれば、設計事務所や建築家に依頼する必要がありますが、設計事務所の中にもハウスメーカーと同じような住宅会社もありますので注意してください。
8:自由度の高い「PREMIUM GranWood(プレミアム・グランウッド)」もある
ダイワハウスの木造住宅になりますが、デザインや設計に決まったパターンがないタイプの「PREMIUM GranWood(プレミアム・グランウッド)」という住宅商品も用意されています。
木造住宅で建てることが前提となりますが、プランニング経験が豊富なプロデューサーを中心に起き、各分野の専門家がチームを組んで家づくりを行うことができます。
ダイワハウスで理想に近いタイプを選ぶのであれば、この手の商品を選ぶと良いでしょう。
9:内部結露対策として「外張り断熱通気工法」が採用されている
ダイワハウスでは「外張り断熱(※厳密には外断熱ではない)」が採用されています。
ダイワハウスの言う外張り断熱とは、建物全体(天井、床、外壁)をすっぽりと隙間なく断熱材で包み込み、高断熱化を実現させるもので、熱を逃がさないように工夫がされている建物になります。
ダイワハウスではこの「外張り断熱」を「外壁通気工法」と併用することで、「外張り断熱通気工法」とし内部結露の発生を軽減できる工夫が施されています。
10:その他、際立った特徴がないところが特徴
様々なところで言われていますが、実はダイワハウスの注文住宅には、他のハウスメーカーと違い、ダイワハウスだけに見られる際立った特徴がありません。
大手鉄骨系のハウスメーカーには「積水ハウス」「ダイワハウス」「ヘーベルハウス」「パナソニックホームズ」の4社がありますが、ダイワハウスだけに見られる特筆すべきものが実はありません。
特徴がないのが悪いわけでもなく、ましてや言い訳でもありませんが、それがダイワハウスの最大の特徴といってもいいかもしれません。
ダイワハウスで人気の高い住宅商品は何?
ハウスメーカーでは、ある程度決められた中で家づくりを進めていく「住宅」という「商品」を扱っています。
どのハウスメーカーも自由設計と言ってはいますが、工業化住宅のため、間取りはもちろん、全てが自由というわけではなく、ある程度決められたプランの中で家づくりを進めていく形になります。
これらの違いについては「建築家や設計事務所に注文住宅の家づくりを依頼する注意点と2つのポイント」にわかりやすく自由設計の家づくりの違いはもちろん、メリットやデメリットも合わせて書かせていただいておりますので住宅会社選びの参考にされてください。
ちなみに、ダイワハウスで人気の高い住宅商品は下記の通りです。
【ダイワハウスの住宅商品1:xevo Σ(ジーヴォ・シグマ)シリーズ】
ダイワハウスでは、木造住宅での家づくりも行なっていますが、鉄骨系メーカーに分類されています。
xevo(ジーヴォ)シリーズは「xevoΣ PREMIUM(ジーヴォ プレミアム)」という最上級のラインをはじめ、高さで広がりを感じる家をつくるがコンセプトの「xevoΣ(ジーヴォ シグマ)」、標準タイプの「xevoE(ジーヴォ イー)」平屋住宅の「xevoΣ 平屋暮らし」、和風テイストの「xevoΣ 和暮らし」、限られた敷地や複雑な土地を意識した、都市型3階建住宅「xevo 03」、木造住宅の「xevo GranWood(ジーヴォ グランウッド)」シリーズなどがあります。
ダイワハウスの主力商品は何?
ダイワハウスでは、様々な住宅商品を取り扱っていますが、この中でも、現在のダイワハウスの主力商品は「xevo Σ(ジーヴォ・シグマ)」シリーズです。
ダイワハウスの「xevo Σ(ジーヴォ・シグマ)」の機能的な特徴は3つです。
・xevo Σ(ジーヴォ・シグマ)シリーズの特徴1:持続型の耐震性を備えている
ダイワハウスのxevo Σ(ジーヴォ・シグマ)では、地震が起きた際に接合部の「Σ形デバイス」が上下にしなやかに動くことによって、地震のエネルギーを吸収する制震構造になっています。
メーカーが言うには、地震の揺れエネルギーを吸収するエネルギー吸収型体力壁「D-NΣQST(ディーネクスト)」で、鉄骨造に見られる地震時の揺れを少なくし、構造体の損傷を最小限に抑える工夫がされています。
・xevo Σ(ジーヴォ・シグマ)シリーズの特徴2:天井高を高く取れる
ダイワハウスのxevo Σ(ジーヴォ・シグマ)では、躯体の強度をたもちながらも、広々とした空間にできることを売りにしています。
ダイワハウスでは、これを「グランリビング 」と呼んでいます。
例えば天井高は2400mm、2720mm、(一階のみ天井高3080mmも選択可)の仕様から選ぶことができ、高い天井高を取ることができます。
折上天井にすれば、これに+80mm(2800mm)の天井高を確保することができ、さらにグランリビングモアと呼ばれる仕様にし床下を+360mm確保することで、最大3160mmの天井高を確保することができます。
ただし、家を建てる場所によっては、建築基準法などにより、対応できない場合もあるので注意が必要です。
また、開口幅は3450mmの窓を2枚連続でつなげることで、最大7100mmの開放的な空間にできる特徴があります。
・xevo Σ(ジーヴォ・シグマ)シリーズの特徴3:断熱に外張り断熱通気外壁が採用されている
ダイワハウスの断熱は「外張り断熱」と呼ばれ、外壁材と充填断熱材の間に、通気層と防水シート、高密度の「グラスウールボード」を挟み、外壁の室内側には「アルミ蒸着防湿フィルム」を石膏ボードとの間に挟んだ仕様になっています。
これにより、熱損失を防ぎ、住宅の寿命を短くする「内部結露」を防げるように工夫がされています。
また、xevo Σ(ジーヴォ・シグマ)で使われる外壁には、光触媒の塗膜でコーティングされており外壁の汚れが太陽光の紫外線で分解され、雨で洗い流されるのできれいに保つことができる仕様になっています。
※ただしダイワハウスの外張り断熱通気外壁専門的な目で見ると、一部断熱材が非常に薄くなっているところが見受けられ、断熱性能が確保できていないと思われる箇所が存在します。そのため熱橋(ヒートブリッジ)を起こし、鉄が汗をかき、内部結露が生じてしまう可能性があります。
その他xevo(ジーヴォ)シリーズの特徴
その他、「Σ(シグマ)」の付いていないシリーズを含むxevo(ジーヴォ)の特徴は下記の通りです。
・xevo(ジーヴォ)シリーズの特徴4:豊富な住宅商品ラインナップ
ダイワハウスでは注文住宅における主力商品をxevo(ジーヴォ)シリーズと位置付けています。そのため、要望に応じて様々なバリエーションのxevo(ジーヴォ)が用意されています。
標準タイプのxevo E(ジーヴォ イー)や「平屋」から「和風テイストの住宅」まで様々と扱っているので好みのライフスタイルに応じて、選択することができます。
【ダイワハウスの住宅商品2:skye (スカイエ)】
ダイワハウスの重量鉄骨造の都市型住宅が「skye(スカイエ)」です。
「skye(スカイエ)」には、3階建、4階建、5階建とありますがダイワハウスの特徴であるxevo(ジーヴォ)の仕様にはなっていません。
・・・
ダイワハウスの木造系住宅
【ダイワハウスの住宅商品3:xevo GranWood(ジーボ・グランウッド)】
ダイワハウスの木造住宅の主力商品が「xevo GranWood(ジーボ・グランウッド)」です。
在来工法(木造軸組工法)ですが、接合部に金物を使用していることから、この工法を、ダイワハウスは「グランウッド工法」と呼んでいます。
詳しくは下記の「ダイワハウスで採用されている主な工法や構造の特徴は?」でお話しますが、その他「シームレス基礎」「シームレス外壁」を使用するなどをし耐久性を高めたつくりになっています。
PREMIUM GranWood(プレミアム グランウッド)
ダイワハウスの木造住宅「xevo GranWood(ジーボ・グランウッド)」よりもグレードが高い仕様の家が「PREMIUM GranWood(プレミアム グランウッド)」です。
木造住宅でありながら「オールバリア断熱プレミアム仕様」と名付けられた、外張り断熱を採用することで断熱性を高め、制震装置の「Gran-Device(グランデバイス)」で地震時の揺れを軽減させることができるよう工夫が施されています。
その他、詳しい内容は依頼前に必ず住宅カタログで確認する
ハウスメーカー比較記事では、それぞれのハウスメーカーの特に留意すべきポイントや特徴などについてお話ししていますが、比較記事を読んでいただいてから、カタログを請求して家づくりを進めていただくと、より各社の特徴についての理解が深まると思います。
ポイントを押さえれば、カタログに書かれている内容はそこまで難しいことはありません。
つまり・・・
1:「比較記事を読んでポイントを掴む」
2:「住宅カタログを請求する」
3:「見積もりを依頼する」
以上の3つの手順で進めていただくことで、ハウスメーカーでの家づくりをスムーズに進めていただけると思います。
(ハウスメーカーで家づくりを進める場合は特に言えることですが、住宅カタログを請求し比較することはもはや必須だと考えてください)
各社が提供する住宅カタログには、ここで挙げたような家の特徴がさらに詳しく掘り下げられ、写真やイラスト入りで紹介されています。
各社のホームページからもカタログを請求することもできますが、余計な時間と手間がかかってしまいますので、カタログを請求するときは一括してまとめて請求すると便利です。
下記の住宅カタログ請求サービスを使えば、ダイワハウスはもちろん、あなたの好みにあった住宅会社を予算、住宅デザイン、建築予定の地域などから探しだし、まとめて住宅カタログを請求することができます。
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ダイワハウスで採用されている主な工法や構造の特徴は?
ダイワハウスは2001年に大和団地を吸収して木造住宅に手を広げ、現在では鉄骨を中心に木造まで取り揃えています。
ただし現在でも、売れ筋は鉄骨であることからわかるように、あくまで住宅商品の主軸は鉄骨系の住宅になります。
xevo Σ(ジーヴォ・シグマ)(軽量鉄骨造)
ダイワハウスの軽量鉄骨では、xevo(ジーヴォ)の技術が使われており、最近では接合部が「Σ形」をしたxevo Σ(ジーヴォ・シグマ)が使われています。
そしてこのxevo Σ(ジーヴォ・シグマ)こそがダイワハウスの最大のウリであり、ダイワハウスでの注文住宅の特徴となっています。
・xevo Σ(ジーヴォ・シグマ)の特徴
繰り返しになりますが、xevo Σ(ジーヴォ・シグマ)では天井高を2720mmとることができ、1階の天井高では折上天井と床のレベルを下げれば最大で3160mmの天井高を取ることができます。
開口幅を意味する柱と柱のスパンは最大で7100mm取れるので開放的な空間にすることもできます。
また接合部の「Σ形デバイス」により、地震時の揺れを逃す工夫がされていたり、ダイワハウス独自の「外張り断熱」によって極力熱を外に逃がさない工夫が施されています。
・xevo Σ(ジーヴォ・シグマ)の留意点
ただし、あくまで軽量鉄骨造なので、担当者がいくら自由設計だから自由にプランニングできると言っても、間取りの自由度には制限があることは留意したいところです。
ちなみにダイワハウスの、xevo Σ(ジーヴォ・シグマ)では、間取りは22.7cm刻みで変更が可能と記載があります。
※パナソニックホームズでは15cm刻みで間取りの変更に対応しています。
DRF工法(重量鉄骨造)
ダイワハウスでは重量鉄骨ラーメン工法を「DRF(Daiwa Rigid Frame)工法」と名付けています。
構造としては「重量鉄骨ラーメン構造」にあたり、他の重量鉄骨造とさして変わりありません。
ダイワハウスのDRF工法は、際立った特徴はないように思いますが、オプションで制震装置の「フリクションD」と呼ばれる、地震時の揺れを逃がす摩擦ダンパーを採用できます。
また都市型住宅で採用されている工法のため、振動を軽減させる「TMD(チューンド・マス・ダンパー)」や「AMD(アクティブ・マス・ダンパー)」により、交通振動などの揺れを抑制する工夫が施されています。
重量鉄骨造のDRF工法は、首都圏限定の4・5階建住宅(skye-スカイエ)では採用され、狭い土地でも床面積を取れる都市型ニーズにも応えています。
グランウッド構法(木造軸組工法)
ダイワハウスの木造住宅では基本は、木造軸組工法(在来工法)で建てられていますが、接合部を金物でとめており(金物工法)、その技術を「グランウッド構法」と名付けています。
GranWood(グランウッド)シリーズは、ダイワハウスの木造住宅で、GranWood(グランウッド)シリーズには「XEVO GranWood(ジーヴォ・グランウッド)」と上位タイプの「PREMIUM GranWood(プレミアム・グランウッド)」があります。
・XEVO GranWood(ジーヴォ・グランウッド)の特徴
XEVO GranWood(ジーヴォ・グランウッド)では、基礎の底部と基礎立ち上がり部を、継ぎ目のない構造にする「シームレス基礎」を採用しており、土台の木材に防虫効果の高いヒノキ材などを使用することで、シロアリの侵入を抑制しています。
さらに、外壁材では、目地のないシームレス外壁を使用することで耐久性を高め、防水性を高めています。
・PREMIUM GranWood(プレミアム・グランウッド)の特徴
その他、上位クラスのPREMIUM GranWood(プレミアム・グランウッド)では、筋交い部分に「Gran-Device(グランデバイス)」と呼ばれるダイワハウス独自のエネルギー吸収型木造制震体力壁を採用することで、耐震性能を高め、地震時のエネルギーを抑制する工夫(制震性)がされています。
さらにPREMIUM GranWood(プレミアム・グランウッド)は、木造でも外張り断熱が施され、木造住宅の外張り断熱仕様を「オールバリア断熱プレミアム仕様」と名付け、より断熱性を高めているところに特徴があります。
ダイワハウスの設計の特徴は?
ダイワハウスでは設計は社内で行われています。
リビングの天井が高いのがダイワハウスの特徴とし、天井が高いことで広々とした家になると言うことを一つのウリにしています。
ただしあくまでウリとしているだけで、積水ハウスでも2740mmの天井高が取れます。
また、ダイワハウスの注文住宅では「外断熱」ではなく「外張り断熱方式」という独自の断熱方式をとっているところにも設計上の大きな特徴があります。
ダイワハウスの現場の施工体制はどうなってるの?
ハウスメーカーでは自社で施工部隊を持ち、自社で施工まで手がけるメーカーと、施工は下請けの工務店に発注するハウスメーカー、さらには、自社で施工部隊を持ちながらも、下請けの工務店にも依頼する3つのパターンがありますが、ダイワハウスでは下請けの工務店に一括発注しています。
【ハウスメーカーの3つの施工体制】
パターン1:100%自社で施工まで手がける
パターン2:100%他社の下請けに発注する
パターン3:自社で施工部隊を持ちつつ、下請けにも発注する
以上3つのパターンがあるが、ダイワハウスは「パターン2:100%他社の下請けに発注する」のタイプ
下請けの工務店に一括発注しているため、工事を請け負う「下請け工務店」の技術により住宅の品質にばらつきがあるとよく聞きます。
注文住宅では抜かりなく設計されていたとしても、施工時の品質管理により、住宅の品質が大きく左右されるので、ダイワハウスでは、建てる地域の工務店の品質管理をはじめ、スキルなどを見極める必要があります。
ダイワハウスの坪単価はいくら?
住宅商品や商品のグレード、またはオプションによって大きく金額に差はうまれますが、ダイワハウスの坪単価は、概ね50万円から90万円程度を見ておけば問題ないと思います。
商品やプランによって坪単価が大幅に変動するため、ある程度見極めてプランニングすることが必要となります。
坪単価をあてにしない
「注文住宅の家づくりで坪単価があてにならない5つの理由と3つの注意点」でも書きましたが、実は家づくりにおいて坪単価は、たいしてあてになりません。
実際にハウスメーカーで家を建てられた方に話を伺っても、不思議なことにハウスメーカーが言う坪単価の通りに家を建てられた方の話は聞きません。
またハウスメーカーでは、予算ピッタリに見積もりを提示する傾向があるので、その後、オプションなどを追加していくことも考慮して、予算を聞かれた際は少なめに伝えておくことが大事です。
どれくらい少なめに伝えておけば良いのかといえば、だいたい予算の8割くらいの金額を目安にしていただければ良いと思います。
例えば3,500万円の予算で家を建てる予定の場合は、2,800万円と伝えると良いと思います。
ダイワハウスはいくらで建てられる?
ダイワハウスは同じ大手鉄骨系メーカーの積水ハウスよりも価格は多少安くなりますが、大手ハウスメーカーが扱う住宅商品としては、高額なメーカーに分類されます。
ダイワハウスでは、低価格帯で建てられる住宅もありますが、極端に見た目や品質が落ちるのであまりオススメしません。
ダイワハウスの家が高額になる理由としては、やはり営業マンの人件費、TVCMなどを多用した広告宣伝費が大きく影響しているように思います。
ダイワハウスの値引きの傾向について
ダイワハウスの値引率は、一般的なハウスメーカーとあまり変わらず5%から7%程度の値引率が相場です。
ですが、ダイワハウスでは、どうやら決算期にはキャンペーンなどで、大幅に値引きをすることもあるようです。
もちろん値引きは支店の状況などによって変わるためなんとも言えないところがありますが、様々な方面からのお話を伺う限りでは、ダイワハウスは決算期には通常よりも大きく値引くこともあるようです。
ダイワハウスで家を建てる際の参考にしてみてください。
また、ハウスメーカーでの値引きの考え方などについては「ハウスメーカーで最も家を安く建てるために値引きをする6つの方法」に詳しく書いていますので参考にしてください。
ダイワハウスの評判はどんなものがある?
個人的な見解も混じっていますが、ダイワハウスは、他のハウスメーカーと比べて仕事が雑で、非常に細かいミスが目立つ傾向にあるように思います。
話を聞く限りでは、おそらく注文住宅部門の人が足りていないのではないかと思います。
ダイワハウスの営業方法やスタンス
ダイワハウスの営業はとにかく、契約を急ぐ傾向があります。
中身が決まってないのに「とりあえず仮契約をしてください」と迫ることも多いと聞きます。
「とりあえず仮契約で・・・」と言う形で営業をしてくるようですが、契約に「仮」はなく、必ず法的拘束力が発生しますので、甘い言葉に誘惑されないように、一度冷静になり慎重になって話を進めてください。
住宅商品は特に高額になるので、必ず最終的な金額が提示され、双方が納得した時点で契約をするように注意してください。
ダイワハウスの営業マン(担当者)の傾向
ダイワハウスは、担当する営業マンの力量によって評価がはっきりと分かれます。
担当する営業マンが能力がない人だった場合、ミスが多く、家づくりをするのに非常に苦労をすると言う話もちらほら聞きます。
例えば、ダイワハウスでは営業、設計、インテリア、コーディネーターと担当が変わっていきますが、その連携が悪く、次回打ち合わせ時になっても、図面が打ち合わせ通りに変更されていないことも多いようです。
担当する営業マンは一度決定してしまうと変更することは大変難しいので、ダイワハウスで家を建てる場合は、その担当者が本当に力があり、信頼できる営業マンなのかをしっかりと見極める必要があります。
ダイワハウスのクレームについて
全体的なクレームの数はどうかはわかりませんが、私が聞く限りではクレームは比較的多いハウスメーカーなのではないかと感じます。
入居後のクレームもありますが、思うように家づくりを進められないことからくるストレスは相当なもののように思います。
もちろん、この辺りは担当する営業マンによって、大きく分かれるのでなんともいえないところがあります。
ただ、先にも言いましたが、ダイワハウスに依頼した場合、ある程度、「仕事が雑である」と言うことは覚悟して、家づくりにのぞまれるのが良いと思います。
大手だからと言って安心し、任せきりにしてしまう姿勢ではなく、「ダイワハウスの営業マンは忙しいからか、ミスが目立つ傾向にある、それを前提に家づくりを進めよう」と、事前に覚悟して家づくりを進めていると、家づくりのストレスは軽減できると思います。
ダイワハウスで家づくりをされた方の口コミにはどんなものがあるの?
ダイワハウスでは契約を急がされると言う口コミが最も多い
ダイワハウスの営業マンは何かと契約を急ぐ傾向があると言う話を各所で耳にします。
もちろん、私も全ての支店の内情を知っているのではなく、すすめ方は支店によって違うのでしょうが、私の知る限り、多くのダイワハウス営業マンは契約を急ぎすぎる傾向があると感じます。
例えば、私の知る限りでは、ダイワハウスの営業マンはプランも決まっていない状態で、とりあえずは「仮契約から」と言うことで仮契約を強く勧めることもあるようです。
仮契約といえど、契約に違いはありませんから法的拘束力が発生するので契約する際は、慎重に行動するようにしてください。
また、家は高額な買い物で、契約をしてしまうと後戻りはできませんから、ダイワハウスで建てようと思った場合は、少し冷静になり、慎重に物事を進めていくようにしてください。
営業マンによって人柄やスキルのバラツキがあり、ムラが多いと言う評判や口コミも多い
この記事冒頭の「ダイワハウスの特徴は何?」の項目で、「大手ならではの安心感」と書きましたが、それはあくまで会社の経営状況の話です。
関係各所で話を聞く限りでは、ダイワハウスは担当する営業マンによって人柄もスキルも非常にムラがあるように思います。
もちろんどのハウスメーカーも同じように担当する営業マンによって、家づくりに大きな違いがうまれますが、ダイワハウスは大手の中でもそうした事例が多いように思います。
特に、「言ったことを守らない」「依頼通りに動いてくれない」「打ち合わせ時に話した内容がきちんと反映されない」などは非常によく聞く話です。
中には厳しい評価をする人もいて「ダイワハウスの営業マンはやる気がない」と厳しいことを言う人もいます。
さらには「家は気に入っているが、営業マンは他のハウスメーカーと比較して良くない」と言う人もいます。
ダイワハウスで家を建てる場合は、しつこいくらいに確認して、メモを取ったり、録音したりなど自己防衛策をきちんと、とっておいたほうが良いと思います。
現場での納品ミスが目立つと言う評判や口コミも
ダイワハウスで家づくりを進めた場合、ひどいケースでは、現場納品ミスが起こることも多々あると聞きます。
つまり営業から設計、さらには工事への連携が悪く決められた資材が決められた現場に届かないと言うこともあるようです。
もしかしたら、営業マンが原因ではないのかもしれませんが、こうしたミスが目立つのもダイワハウスの一つの特徴と言えると思います。
施工の良し悪しも、工務店により様々だと言う口コミも多い
家は、どんなにいい設計(プラン)をたてたとしても、品質管理を徹底し、施工が良くなればいい家を建てることはできません。
ダイワハウスでは、工事は下請けの工務店に一括発注しています。
それが理由なのか、現場での施工不良やミスが目立つと言う意見が多いです。
特にダイワハウスの木造住宅に関しては評判が良くありません。
ダイワハウスの営業マンはとにかく忙しい印象が見受けられ、現場をチェックする体制がそこまで働いているとも思えず、特に、木造住宅に関してはチェック体制が甘いのではないかと思うこともあります。
もしかしたら、木造住宅に関して専門的な知識やスキルを持った担当者があまりいないのかもしれません。
ダイワハウスで木造住宅を依頼する場合は、ダイワハウスは木造もやっているが、あくまでも鉄骨メーカーだと言うことを忘れないように注意してください。
ダイワハウスのアフター体制はどうなっているの?
ダイワハウスではアフターに長期メンテナンスの「AQサポート」という保証・点検プログラムを採用しています。
住宅商品によって受けられるサポートや期間は違いますが、有料メンテナンスや工事をすることで保証期間を延長することもできます。
xevo Σ PREMIUM・PREMIUM GranWoodで受けられる保証
「構造耐力上主要な部分」については初期保証が30年、「雨水の侵入を防止する部分」についても初期保証30年の初期保証がついており、保証が切れた後も有料メンテナンスや工事を行うことで15年間の保証の延長を受けられます。
「防蟻」については初期保証が10年ついており、有料メンテナンス工事の実施で10年間または5年間の保証期間を延長することができます。
「住宅設備機器(7品目)」については保証が10年となっています。
そのほかの住宅商品で受けられる保証
「構造耐力上主要な部分」については初期保証が20年で有料メンテナンス工事の実施によって10年間の保証期間の延長を受けられ、「雨水の侵入を防止する部分」については初期保証が15年、有料メンテナンス工事の実施により15年間の保証期間の延長を受けることができます。
防蟻については初期保証が10年で、有料メンテナンス工事の実施で10年間または5年間の保証期間の延長が受けられ、「住宅設備機器(7品目)」については、10年の保証期間が設けられています。
ダイワハウスのアフターシステム「AQサポート」について詳しくはこちらから確認していただけます。
>>>長期保証・アフターサポート|なぜダイワハウスなのか|注文住宅|ダイワハウス
ただしアフターの評判はあまり良くない
様々な関係者からお話を聞く限りでは、具体的なことはお話できませんが、メーカーが言っているほどダイワハウスのアフター体制はあまり良くないように思います。
ダイワハウスとよく競合されるハウスメーカーはどこ?
ダイワハウスとよく競合されるメーカーは次の通りです。
鉄骨系
・積水ハウス
・ヘーベルハウス
・セキスイハイム
・パナホーム
木造
・三井ホーム
・住友林業
ダイワハウスを選ぶ時の注意点
注意点1:契約前に契約後に間取りや仕様を変更した際の金額を確認しておく
大事なことなので繰り返しになりますが、もしも契約を急がされた場合は、契約前に「契約後、間取りや仕様を変更した際の金額など」について十分に確認しておいてください。
注文住宅での家づくりはちょっとした変更で金額が大きく変わってきます。
そのため最終的な金額がまだ決まっていない段階で、契約するのは非常に危険なことであると言うことをしっかりと認識し、取り組んでください。
注意点2:プランを変更をした時は変更点が反映されているか注意する
また、ダイワハウスで実際に建てられた方に話を聞く限りでは、間取り変更に図面が追いつかないなどの人為的なミスが多く(図面の整合性のミスが多い)、変更した点がきちんと反映しているかなどのチェックをすることも必要となります。
もしご自身でそうしたチェックをする自信がない場合は、外部の専門家に協力を仰ぐなどすると安心できると思います。
注意点3:ダイワハウスでは3階建住宅の際、軽量鉄骨で見積もりが出る
また大手鉄骨系メーカーの3階建住宅で相見積もりを取るとダイワハウスだけが安い印象を持つかと思いますが、他の鉄骨系ハウスメーカー(積水ハウス、ヘーベルハウス、パナソニックホームズ)が重量鉄骨のプランで出すのに対して、実はダイワハウスだけ軽量鉄骨のプランで出してきます。
そのため、価格が安く感じられますが、そもそも根本的な違いがある点には十分注意してください。ちなみに、ダイワハウスでは、同じ重量鉄骨で見積もりを出すと金額は一気に跳ね上がります。
注意点4:鉄骨は一度破損すると元に戻すのが難しい
ダイワハウスは鉄骨メーカーに当たりますが、鉄骨は木造よりも軽く、地震時などの揺れが大きくなります。
「xevo(ジーヴォ)」を採用することで、地震時の揺れを逃す制震構造にはなっていますが、一度破損してしまうと、木造よりも元に戻すのにお金がかかります。
ダイワハウスだけに言えたことではありませんが、鉄骨住宅を選ぶときは、そうした見えない点にも注意を払って選択する必要があります。
また、鉄骨住宅の弱みは、「錆(サビ)」「断熱」「復元が難しい」点にあります。
こうした弱点はダイワハウスだけに限りませんが、工法を選ぶときはそうした視点を持つことも大切だと思います。
ダイワハウスがオススメな人
ダイワハウスを選ぶ最大のポイントは「xevoΣ(ジーヴォシグマ)」だと思います。
つまり、持続型耐震、2720mmの天井高、外張り断熱の3点です。
この3点に魅力を感じられるかどうかが、ダイワハウスを選ぶ理由になるかと思います。
ダイワハウスは、そこかしこで言われているように、特別、際立った特徴がないハウスメーカーなので、ブランドが好きになれるかどうかも大きいと思います。
商業施設のような色を好む人はダイワハウスがオススメ
また、ダイワハウスは注文住宅を専門としていると言うよりも、どちらかと言うと商業施設などを得意とするデベロッパー的な側面が強いため、そうした色を好む方には適しているのではないかと思います。
自由度が高いような印象を持っている方も多いですが、基本的に鉄骨住宅はどこもあまり自由ではないと言うことを再度認識し、住宅会社を選ぶようにしてください。
ダイワハウスでの家づくりが対応可能なエリア
ダイワハウスが対応しているエリアは下記の通りです。
【ダイワハウスで建てることのできるエリア】
北海道
東北(青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県)
関東(東京都、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、神奈川県)
中部(山梨県、長野県、新潟県、石川県、富山県、福井県、岐阜県、福井県、愛知県、静岡県)
関西(滋賀県、大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、和歌山県、三重県)
中国(鳥取県、島根県、岡山県、広島県)
四国(山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県)
九州(福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県)
ダイワハウスは沖縄以外の地域で全国展開しています。
ただし、関東では営業力が弱い印象があり、関東よりも関西地区で人気が高い傾向にあります。
そのため、関東よりも関西地区の方がダイワハウスの評判は良い傾向にありますので住宅会社選びの一つの参考にしてください。
【家づくりを失敗しないための住宅会社の選び方】
家づくりは依頼する住宅会社次第で成功するかそれとも失敗に終わるのかが大きく分かれてきます。
それでは、家づくりを失敗しないための住宅会社選びのポイントはどこにあるのでしょうか?
下記の記事では、3つのポイントに絞り失敗しない住宅会社の選び方をご紹介しています。
>>>(家づくりを失敗しないための)住宅会社選びのポイントを知りたい方はこちら
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