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2019年 06月 15日
2017/4/7 ヤフーブログ 掲載記事
2007年1月某日
オーディオルームがある家を新築したので、その経緯を記す。
オーディオルームの必須条件は以下の2項目、この条件でハウスメーカーを選定する
①遮音性に優れ、深夜に爆音で鳴らしても近所迷惑にならない
②2階で強固な床を確保する
ハウスメーカー選定に当たり、こちらの意図を汲み、対応できる知識経験のある営業マンに出会えるか? ここが決め手となるが、メーカーはあっさり決まった。積水ハウスの営業マンに要求を伝えると、すぐさま設計との打ち合わせとなった。論点は明確だった。ピアノを置くような本格的な遮音と強度が必要なのか?それとも、そこまでは必要なく、単に①②を満足すればよいのか?ピアノ部屋なら、400万円の追加予算となる。
積水ハウス設計陣の意見は的確だった。積水ハウスの軽量鉄骨構造なら、2階の床は10cm厚ALCコンクリートで1階床より強固、外壁はダインコンクリートで遮音性に問題ない。音が漏れるとしたら窓なので窓面積を小さくし2重窓にすれば、お客様の要求を満足できる。しかも、ALCもダインコンクリートも標準装備なので、追加予算は一切不要。積水ハウスの軽量鉄骨構造は標準仕様でオーディオルームとして機能する。
だぶん~だろう・・などという曖昧な提案じゃなく、「大丈夫です」と言い切る自信、プロフェッショナルらしい対応で、信頼出来た。
かくして、完成したオーディオルーム。感動したのは遮音性で、「し~ん」と静寂の世界が保たれる。外界の音は一切聞こえず、部屋に居て天候を知る事は出来ない。深夜にステレオを爆音にして外で確認したが、音漏れは皆無だった。積水ハウスの設計陣の言ったとおり、いや、その期待以上の出来だった。
尚、ALCコンクリート床は、歩いてみれば強度を実感出来る。「ヒタッ」と冷たく、フローリングと合間って、「ゴツッ」としたほど良い残響がある。高い床強度は、ステレオ再生においてあらゆる利点をもたらし、高い音密度(音の芯)、良好なトランジェント、鮮やかなねいろに貢献する。一度、強固な床の音を体験してしまうと、いかにステレオ側が頑張っても限界がある事を実感する。言い変えれば、床が頑丈ならステレオに高額投資は不要、オーディオに1千万使うなら、100万のオーディオにして、900万を頭金に家を建てた方が間違いなく良い音になり、麗しい人生が送れるだろう。家に投資をしないステレオは、高額品ほど価値を失うと見てよい。
以上、ステレオを趣味として、これから家を建てようとする人に有効な情報と成ればと思う。
2007年1月某日
オーディオルームがある家を新築したので、その経緯を記す。
オーディオルームの必須条件は以下の2項目、この条件でハウスメーカーを選定する
①遮音性に優れ、深夜に爆音で鳴らしても近所迷惑にならない
②2階で強固な床を確保する
ハウスメーカー選定に当たり、こちらの意図を汲み、対応できる知識経験のある営業マンに出会えるか? ここが決め手となるが、メーカーはあっさり決まった。積水ハウスの営業マンに要求を伝えると、すぐさま設計との打ち合わせとなった。論点は明確だった。ピアノを置くような本格的な遮音と強度が必要なのか?それとも、そこまでは必要なく、単に①②を満足すればよいのか?ピアノ部屋なら、400万円の追加予算となる。
積水ハウス設計陣の意見は的確だった。積水ハウスの軽量鉄骨構造なら、2階の床は10cm厚ALCコンクリートで1階床より強固、外壁はダインコンクリートで遮音性に問題ない。音が漏れるとしたら窓なので窓面積を小さくし2重窓にすれば、お客様の要求を満足できる。しかも、ALCもダインコンクリートも標準装備なので、追加予算は一切不要。積水ハウスの軽量鉄骨構造は標準仕様でオーディオルームとして機能する。
だぶん~だろう・・などという曖昧な提案じゃなく、「大丈夫です」と言い切る自信、プロフェッショナルらしい対応で、信頼出来た。
かくして、完成したオーディオルーム。感動したのは遮音性で、「し~ん」と静寂の世界が保たれる。外界の音は一切聞こえず、部屋に居て天候を知る事は出来ない。深夜にステレオを爆音にして外で確認したが、音漏れは皆無だった。積水ハウスの設計陣の言ったとおり、いや、その期待以上の出来だった。
尚、ALCコンクリート床は、歩いてみれば強度を実感出来る。「ヒタッ」と冷たく、フローリングと合間って、「ゴツッ」としたほど良い残響がある。高い床強度は、ステレオ再生においてあらゆる利点をもたらし、高い音密度(音の芯)、良好なトランジェント、鮮やかなねいろに貢献する。一度、強固な床の音を体験してしまうと、いかにステレオ側が頑張っても限界がある事を実感する。言い変えれば、床が頑丈ならステレオに高額投資は不要、オーディオに1千万使うなら、100万のオーディオにして、900万を頭金に家を建てた方が間違いなく良い音になり、麗しい人生が送れるだろう。家に投資をしないステレオは、高額品ほど価値を失うと見てよい。
以上、ステレオを趣味として、これから家を建てようとする人に有効な情報と成ればと思う。
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