ダイソー 両面包丁砥石を他商品と比較!口コミや評判を実際に使ってレビューしました!
リーズナブルな価格で購入できるダイソーの両面包丁砥石。表裏の2面で刃を研ぐことで、切れ味が復活する便利アイテムです。しかし、安さ故にきちんと研げるかどうか不安に思っている方もいるのではないでしょうか?
そこで今回は口コミの真意を確かめるべく、ダイソー 両面包丁砥石を実際に使って、切れ味の戻りやすさ・使い勝手を検証レビューしました。購入を検討中の方はぜひ参考にしてみてくださいね!
- 2020年11月03日更新
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ダイソー 両面包丁砥石とは
業界でも圧倒的な商品数を取り扱っており、生活必需品から趣味趣向品まで幅広いアイテムを100円で販売しているDAISO。全国各地に店舗を構えているので、馴染み深いのではないでしょうか?以下では、そんな人気ショップの両面包丁砥石についてご説明いたします。
2種類の粒度で切れ味が復活!
裏表で異なる粒度でできているダイソーの砥石。摩耗が激しい時や下地の研磨につかえる荒目と、刃こぼれが少ない時や仕上げにピッタリな中目で、包丁の切れ味を復活させてくれます。
砥石の粒度が荒い「荒目」から粒度の細かい「中目」の順番で使用するとよいでしょう。どちらも本格的な砥石でいう荒砥石に分類される粗さなので、削る力は強めです。
一般家庭用の包丁であれば十分な切れ味が戻るのはもちろんのこと、包丁が欠けた時にも使えますよ。
水かけ不要。研ぐのが楽チンな吸水性タイプ
砥石の上でスムーズに包丁を滑らせるために欠かせないのが水。砥石には吸水性と不吸水性の2タイプがありますが、ダイソーの砥石は吸水性です。このタイプのメリットは、研ぐときに水をかける手間は減ること。あらかじめ数分程度水に浸し、砥石全体に浸透させてから使います。
なお、砥石は湿っているので使用後は水洗いし、十分に乾かしましょう。
DAISO両面包丁砥石の正しい使い方
折角包丁を研いでも、間違った使い方をしていたら切れ味が復活しません。
使用ポイントは、砥石と包丁の角度。横から見て約15度(割り箸1本が入る傾斜)の角度を保ち、鋭利な刃先になるよう意識することが大切です。研いでいる際にドロドロとした液体が出るので気になるかもしれませんが、必要なので洗い流さないでくださいね。
また、数回に分けて部分的に研ぐことも重要です。刃渡り15cm程度の包丁であれば、先端部分・真ん中・手元と順番に研ぐと綺麗になるのでぜひお試しください。
表裏で粗さが違う砥石を使って包丁を研げるダイソーの商品。100円というお手頃価格ながらも切れ味が戻ると言われていますが、実際に使ってみなければ本当のところは分かりませんよね。
そこで今回は、DAISO両面包丁砥石を実際に使って、比較検証レビューを行いました。
検証①:切れ味の戻りやすさ
まずは、最も重要な砥石の効果を確かめるべく、包丁研ぎをした後の切れ味の戻りに関する検証を行いました。
購入した包丁を、前後10往復×3か所×両面で研ぎます。研ぎ終わった後、24枚重ねにした半紙を10回切って、たくさん切れているものほど切れ味が良いとし、5段階で評価をしました。
なお、切る力が一定になるよう、包丁に300gの重りを付けての検証です。
切れ味は満点を獲得!
砥石で半紙を切ったところ、ほとんどの紙が切れており最高評価の5を獲得するいい切れ味です!
荒目と中目の2段階で研ぐことで、安い包丁でもしっかりとした切れ味が復活するようですね。仕上げとまではいかない粒度ですが、家庭用の包丁程度なら十分お手入れできるでしょう。なお、ブレッドナイフやセラミック包丁には使えないのでご注意ください。
検証②:使い勝手
砥石のお手入れや使いやすさも気になりますよね。そこで使い勝手に関する検証も行いました。
チェックリストを用意し、実際に砥石を使用。安定感・研ぎやすさ・後片付けのしやすさ・商品の特徴など、項目ひとつひとつに点数を付けました。なお、合計点が高いものほど使いやすいものとし、5段階で評価しています。
砥石特有の扱いにくさが顕著に表れ、低評価に…
今回の検証ではほとんどのチェック項目が0点となり、結果は1点と最低評価に。包丁研ぎ器と比べて砥石は扱いにくさが特徴ですが、この商品も同様です。研ぎ方のコツが必要で、慣れていない方は苦戦するでしょう。
吸水性のある砥石のため、使用前は水に浸ける時間が必要です。使用後はとても汚れてしまうのでメンテナンスが必須。全体を通して時間がかかるのでパパっと研ぎたい人には向きませんが、自分の包丁に愛着があり丁寧に研ぎたい人は手間がかかるのでむしろいいかもしれません。
また安定感がないので、使用する際は濡れ布巾などの上に置くなどしてぐらつかないようにしてくださいね。
【レビュー結果】研ぎ方にコツがいるものの、切れ味の戻りやすさはピカイチ!
ダイソーの包丁砥石を検証した結果、お手入れにかかる時間が長いことや研ぐためのコツが必要なことなど、砥石特有の使い勝手の悪さが目立ちました。
しかし、切れ味の戻りやすさは満点の5点を獲得し、この項目だけで見れば非常に高評価です。砥石の粗さが表裏で異なっており、順番に研いでいくと包丁の切れ味が復活。24枚重ねにした半紙はほどんど切れました。仕上げができるほど粒度が細かい砥石ではありませんが、家庭用であれば十分の性能を持っています。
コスト重視で砥石を選びたい方にはもちろん、これから包丁のお手入れを始めようとしている初心者の方にもおすすめの商品です。
種類 | 角砥石 |
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対応包丁 | ステンレス・鋼/兼用 |
砥石の材質 | #120・#320 |
サイズ | 約25×150×50mm |
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